チャラチャラしない男を目指して・・・日本製本革キーカバー【TAVARAT Tps-022】

鍵をキーホルダーにつけて越しまわりにぶら下げている男性、決して少なくないと思います。自分では気にならないのですが、実は周りからは「鍵がチャラチャラとうるさいなぁ・・」と思われている場合も少なくはないのです。「鍵 ちゃらちゃら うるさい」でGoogle検索してみると結構沢山出てくるのはその証。金属と金属が重なり合う音って結構大きい音がするんですよね。弊社のスタッフも以前大きな音でチャラチャラ鳴らしている方がいて、「Mさんが近づくと音でわかりますよね」なんて言われておりました。

 

ただ、音が気になるけどキーケースに収めてしまうと開け閉めが面倒だからとしぶしぶそのままにされている人もいらっしゃいます。そんな方にぜひお勧めしたいのが本革製のキーカバーです。キーカバーって聞いたことございますでしょうか?

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このシンプルな形をしたものがキーカバーです。「キー カバー」の名前が示すとおり、鍵の頭の部分をカバーのように覆って使用します。形も使い方もいたってシンプルですが、結構使い勝手の良いアイテムです。メリットは2点。

1)見た目にオシャレ

2)チャラチャラしない

この2点です。1は言わずともですが、2は意外と知られておりません。

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どうです?鍵をぶら下げただけよりもかなり格好良い印象を与えます。そして音。この状態であれば、鍵が当たって音がすることはありません。もちろん鍵先部分が当たって多少の音がすることはありますが、「チャラチャラうるさい」なんて言われるレベルではございません。

 

最初に男性のチャラチャラ音に触れましたが例えば男女問わず鞄などに鍵を引っ掛けている方もいらっしゃって、結局のところ男女問わずお勧めです。ちょうど私の知人女性が「鞄の中に鍵を入れると取り出すのがめんどくさいから鞄につけたんやけど、チャラチャラうるさい!」と言っていたのでキーカバーの存在を教えてあげたら「めっちゃ便利やん!!」と大絶賛。革に触れることの多い私には馴染みのある製品なのですが、世間では知らない人も多いのかもしれませんね。そういえば街中の雑貨屋さんでこれを探したことがありますが、意外と売られていないのも馴染みのない理由かもしれません。

 

さて、このキーカバーですが、ワンサイズだと付けられる鍵が限られてきます。鍵と言っても色々な形状がございますのでそれぞれの鍵に合わせることは難しいのですが、ほぼほぼ一般的な鍵に使用できる2つの形でキーカバーを作りました。

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台形の形と、四角い形。キーカバーとしてはよくある形ではありますが、この両方を同じ素材で扱っているところは意外と少ないのです。このキーカバーは下のような形の鍵に取り付けます。

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左の台形の形をした鍵はそう多くはないと思いますが、こういった形の鍵をまにみることもあります。製品は上の写真のような最小幅27mm、最大幅31mmの鍵にぴったりと収まるように作っておりますのでその大きさまでの鍵ならなんでも使用可能です。右の四角い形のキーカバーは〇型であったり写真のような形であったりとどんなものでも最大幅が23mm以下のものであれば使用可能です。どちらも一般的な厚みの鍵に合わせて作っているので手で持つ部分がプラスチック等で覆われているものは使用が難しいかと思います。

 

同じようなキーカバー、革製品のお店ならお取扱いされていることも多いです。形はベーシックなものですが、価格帯は色々。この製品はどちらかというと標準から少し高い価格帯になるかもしれませんのでその理由も書かせて頂きます。

 

Tps-022キーカバーに使用しているのは皮革産業の中心地、姫路で作られる牛皮革のなかでも非常に限られたタンナーさん(皮革製造業者)でしか作られていないサドルレザ/多脂革と呼ばれるもの。当店の人気商品でもあるTps-001紳士ベルトやTps-002キーホルダーなどに使っている革と同じものです。丈夫でしっかりとした革で耐久性がありますし、革本来の特徴を活かしたなめし方をしているので「革らしい」質感を楽しむこともできます。時間と共に変化するエイジングも楽しめます。革については下記の記事を参照下さい。↓↓

tavarat.hatenablog.jp

この革は芯通しと呼ばれる製法で作られいて、断面~裏面までしっかりと色がついています。革は表面だけに色を乗せている顔料染めと、染料で染めこむ芯通しがあります。顔料であれば側面や裏側は生成り色であったりしますが、染料で芯通しされたこの製品は断面や裏側が非常に綺麗です。その断面を活かしたコバ処理も行われいます。

(※顔料染めや染料染めはそれぞれにメリットデメリットがあります。この製品に関しては浸透しの染料染めが活きるアイテムであると考えております。)
浸透しについてはこちら参照下さい↓↓

tavarat.hatenablog.jpメーカーさんによっては型で抜いて縫製だけでコバは未処理というシンプルな作りの場合がありますし、革も薄いペラペラのものであったりすることもあります(当店はノベルティのキーカバーには薄い革のものも使用したりしています)。シンプルな製品ですが、そのあたりの細かな処理や革の素材によって値段が変わってくるのです。

 

ということで本日はキーカバーのご紹介をさせて頂きました。製品は大阪の工場にて1つ1つ丁寧に仕上げておりますMade in Osakaの製品でございます。このキーカバーで脱チャラ男を目指してみませんか??鍵をチャラチャラ鳴らすのが気になる方に、「チャラチャラうるさいです」とは言いにくいので、このキーカバーをそっとプレゼントしてみるのも良いかもしれません。

 

TAVARAT Store Manager 山本

 

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※このキーカバーは販売の性質上、Amazon店とYahoo!店で販売形式が異なります。

Amazon店におきましては4個セット2,200円にて販売中。

・標準サイズ4個セット

・標準サイズ3個、大サイズ1個セット

・標準サイズ2個、大サイズ2個セット

以上の組合わせで販売させて頂いております。全てブラック、ダークブラウン、レッド、キャメルの4色セットでの販売ですが、サイズアソートの場合はどの色が標準サイズか大サイズかはお選び頂けません。

 

 

Yahoo!店では1個ずつの販売となり、各650円(ゆうパケット便発送・送料無料)で、好きな色と形をお選び頂けます。

 

store.shopping.yahoo.co.jp