本革のベルトを使っておりますと、少しずつ体の腰の形に沿って、アールを描いていきます。伸縮性のない(または少ない)合皮と違い、本革は繊維に伸縮性があるため徐々に体に沿って弧を描いていきます。
この状態は体に沿った結果ですので全く問題がないし、体に沿ってきたぶんより密着性がましていくのですが、中には真っ直ぐの状態で使いたいという方もいらっしゃいます。
上記のようになった場合、元に戻す方法は簡単です。
通常ベルトの巻く方向は下記のように先端が体の正面向かって左になりますね。(写真では右になります)
これを逆向きにし、数日間使用。逆向きに馴染ませていきます。
数日もすれば下記のとおり、ほぼ真っ直ぐの状態に戻ります。
1日ごよに左右を入れ替えるということして頂ければ使い始めからずっとこの状態でご使用頂けることと存じます。
真っすぐに使うことのメリットとしては、例えば吊り下げて保管されるような場合に見た目が綺麗になるといったことがございます。
それ以外、通常使用において曲がることが何かのデメリットになることはないので本記事が何かのお役に立てるかはわかりませんが、「なぜ曲がってるの?」と疑問に感じた時の回答になればと思って書かせて頂きました。
ご参考になれば幸いでございます。
タバラット 店長:山本
https://www.tavarat.jp/
▼本記事で使用中のベルト▼