日本一くどい商品説明のメンズ雑貨店TAVARAT。ブログもくどく長く製品へのこだわりを書いてゆきます。

コードを束ねる必須アイテム「コードクリップ」登場 2018.02.20 TAVARAT-タバラット-

コードクリップ

最近鞄の中にめっきりコード類が増えてきました。昔はせいぜいイヤホンくらいでしたがそれもwalkmanとセットとか。ですが今は音楽もスマートフォンで聴く時代で、使わない時はイヤフォン単体で保管します。これが放っておいていざ使いたいときに絡まってイラっとして・・・なんてこはわりとざらにあります。

他に、スマホで何でもできる時代は逆に言えばスマホが無ければ何もできない時代でもあり、スマホのバッテリーが無くなることは死活問題。ですので私の鞄にはモバイルバッテリーを常駐させています。

このモバイルバッテリーからスマホを充電するケーブル(USB Type-C)と、常駐させているカメラを充電するケーブル(USB micro-B)と、鞄の中にケーブルが3つも入っています。とはいえまだ少ないほうかもしれませんね。鞄にノートパソコンを入れて・・・なんて方はこの倍にはなりそうです。

そんな時代ですのでコードを束ねるアイテムというのは非常に重要。TAVARATでも何か作れないかなということで色々とイメージして仕上がったのがこちら。

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 形はシンプルに仕上げました。使用する革は姫路産のピットサドル。ピットと呼ばれるプール槽で時間をかけてタンニンを染み込ませたタンニンなめしの革を染料で染めていますので、耐久性があり風合いの変化も楽しめます。

この革は当ブランドの本革ベルト(Tps-001)やキーホルダー(Tps-002)、ラゲージタグ(Tps-038)などで使用している革になります。染料染めの革は耐久性や革らしさを味わえるぶん、革が本来持つ傷などを隠すことができません。基本的に製品にはいるそういったものは味わいとして楽しんで頂いてはおりますが、どうしても使えない場所などを避けていくと小さな部分が余ってきます。その余った部分をこういった小物で余すことなく使うことで、せっかくの良い素材を大事に使うことができるのです。

5カラー

他の製品と同じく5色の革を製品にしました。

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ブラック、ネイビー、レッド、ダークブラウン、キャメル。染料で染め上げた透き通った色合いは私自身本当に好きで、ここからさらに艶を増し、色を濃くしてゆく経年変化は本当に楽しくもあります。

漆黒のホック

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本革のコードクリップはそれないに色々なブランドさんから出ていますが一つ珍しい点がこの真っ黒なホックです。

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黒のホックだけでも珍しいですが、一般的な光沢のあるニッケルめっきではなくマットな焼付けのブラック。そこに小さくTAVARATの文字。

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このホック、実は高級ブランドのジャケットなどでも使用される日本のメーカー、モリト株式会社さんのBrand-Xというバネホック。コードクリップという日常的に開閉するこのアイテムにあって、ホックがしっかりと閉まり、かつ開けやすいことは非常に重要な要素なのです。

2つの切り込み

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コードをたた束ねるだけではなく、2つの切込みを入れることで上のようにコードを通すことができます。普段はコードを束ね、使用するときもどこかに置き忘れることなくコードに付けたまま使用出来ます。画像1枚目のような形になりますね。

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切り込みは丸ピンのベーシックなイヤホンピンを通るのに適したサイズで入れております。あまり最初から広くしてしまうとディテールが崩れてしまいますので。
ですのでmicroUSBなど少し太いものを入れるには窮屈か、もしくは通らない可能性もあります。そのときはカッターナイフで切り目を広げちゃってください。この点、シリコン製やナイロン製より革のメリットとなりうるのですが切り目を広げても極端な力を加えない限りはその切り目が広がっていくことはありません。ですので自由にカスタマイズができます。ただしカッターナイフで切り目を広げるときは怪我に気をつけてくださいね。

コバ(側面)、裏地の処理

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リーズナブルに提供しようとすると手を抜きがちなのがこのコバ(側面)の処理。本革でも3,4個セットで1,000円とかリーズナブルなものも沢山ございますが、この手のアイテムの単価に影響する部分がこの処理の工賃になります。手入れされていないものは側面も裏地もケバケバで、ただ革を型で抜いてホックを付けるだけのものがほとんど。安くすむのもわかります。ただの小道具としてみるならそれでもOKかもしれませんがそれならそれこそナイロン製のほうが安くて使い勝手も良い。せっかくの本革製ですから格好良くありたいものです。この革の良さは芯まで染めた革を使用しているところにあり、側面が芯に向けて徐々にグラデーションしている感じが格好良いです。

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裏地はこんな感じになります。

バッグインバッグに収納

使い方は色々ですが、私は基本的にはバッグインバッグ内のコードの収納に使っています。最初にも記載しましたが、まずいつでも音楽を聴けるようにイヤホンケーブル、それとモバイルバッテリー&USB micro-B、USB Type-C。この3本を束ねます。以前は適当に放り込んでいていざ使うときには絡まって使いにくくということも日常茶飯事。これを使ってからはそういったことも無くなりました。

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参考までにバッグインバッグの中身はKAKURAさんの印鑑ケース(&認印)、ANKERさんのモバイルバッテリーとセットで使うUSB micro-B、USB Type-C、そしてイヤホンケーブルと、TAVARATのセカンド名刺入れTps-048キャメル、L字ラウンドウォレットのTps-033グレー

コードの巻き方

コードを巻くとき、特にイヤホンケーブルの巻き方が大事になってきます。解いたときにコードが絡まない、すぐに使える、こうあってこそコードクリップを使う意義が出てきます。

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ピンを二つの切れ込みに通す場合、色々な方法もありますが私はこのように一番ピン側に寄せて使います。写真のようにして、そこから全体をコードクリップの中に入れてホックを留めます。

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コードが絡む理由はぐちゃぐちゃになっている間にループなどにどちらかの先端が絡んでそこが結び目になって絡んでいきます。↑のように閉じた場合、ピン側はコードクリップと一体になっていますのでそこがコードに絡むことはありません。ホックを外せば綺麗にパラパラと解けていきます。イヤホンを取り出すとき、絡まないというのは非常に快適です。

もうひとつ、コードを切れ込みに通さずただ束ねるだけの場合ですが、この場合は下写真のように、ピン側とイヤホン側を別にして束ねるようにします。

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コードがぐちゃぐちゃなのは適当に撮ったからではありません。切れにまとめるにこしたことはないのですが忙しいときに一回一回綺麗に巻ける人も少ないはず。そんなときに意識をして欲しいことはこうしてイヤホン側とピン側を別にすること。それ以外は写真のようにぐちゃぐちゃでも適当でもOK。不思議なことにこれだけで解いたときに絡まないのです。参考にしてください。

コードの使い方は他にも色々とございます。家庭内の配線を束ねて綺麗に見せたり、パソコン周りの配線を色別で分けることで、何のコード化を見分けるようにしたり。5色あることで一般的な使い方以外の色々な使い方が可能ですのでぜひ皆さまに合った使用方法をなさってください。その際はぜひとも「こんな使い方があった!」とSNSなどを通して教えて頂けると嬉しいです。コードクリップでぜひスマートライフを!

コードクリップは単品500円と、5色セット2,000円(5色セットはamazonのみ)、ともに送料込みで販売中です。

 

ヤフー店ではポイントを溜めてお買物をされる方も少なくないと思いますが、その中に期間限定ポイントといったものもあります。イベントなどで通常より高い倍率のポイントが付与されるときはその可能性が高く、期間が過ぎれば消えていってしまいます。ポイントとはいえお金と同じ使い方ができるものですので消えてしまうのは勿体無い。そんなときにもちょうど買いやすい価格になりますのでぜひともご活用下さい。

 

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TAVARAT Store Manager 山本 

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今回の記事でご紹介したアイテム

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▼お勧めアイテム▼

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ジオメトリックな世界をネクタイピンとカフスに 2018.02.02 TAVARAT-タバラット-

ちょうど去年の今頃だったと思いますが、新作のネクタイピンについての考察をデザイン担当と進めておりました。いくつかのデザインの中で、一見シンプルなデザインながら部位ごとのサイズ指定や説明書きの多いイラスト(ちょっと省きましたが元はもっと数字がびっしり。)。

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ぱっとみた感じではなかなかイメージを摑むことが出来なかったのですが、デザイン担当Tの説明を聞いて「なるほど、面白い」と納得。

「一見シンプルに見えるが見る角度によって、もしくは正面から見たとしても平面でなく立体的な形、それも角度を細かく変えることで光の反射が異なり違う表情を見せられるようにしたい。」というイメージだそうです。

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▲カフスでみるとこんな感じです。伝わりますでしょうか。

さて、イメージは面白いのですが果たしてこれをすんなり作ることができるんだろうか?このあとの工場との相談に不安を持ちつつ、しかしコンセプトやデザインは非常に気に入りましたので製品化を進めたいという気持ちで工場の担当者さんと打合せに向かいました。

工場の担当者さんも最初は「???」となっておりましが。なるほど、面白いという反応とともに「これ、作れるかな・・・」という不安の声もぽつり。しかし「とりあえずサンプルを作ってみましょう!」といういつもの前向きな回答を頂き、まずは試作を進めていただきました。

 

サンプル依頼からそこそこ時間が経ちましたがなかなかお返事が来ないので心配になって連絡してみたところ、「山本さん、これ思ったより難しいです。」というお返事。色々と試してみてはみるものの課題もおおいようでした。

金属系の製品は、海外で作る量販品などは大枠の型を作り、そこに素材を流し込んで作るダイキャストという作り方が多く、素材は亜鉛の合金が主に使われます。一方TAVARATのネクタイピンはフライスという掘削技術でもって、真鍮の板を1つ1つくり抜いていきます。このフライスの技術でこの形を作るのがなかなか難儀だそうで、時間がかかりそうとのことでしたので気長に待つことにしました。

その後も色々と細かい点について確認や修正を重ねながら、企画から半年以上経過した頃にようやく製品として形になってまいりました。

▼仕上がったのがこちら▼

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▲ネクタイピン

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▲カフス

どうでしょう。一見するとシンプルですが、よく見ると色々な角度に掘削されていて、カフスなどは特に見る角度によってはフラットにも見えるし角度があるようにも見えます。追加の加工としましては上段にサテーナ加工を施しマットな雰囲気に、タイピンの下段とカフスの斜め部分は鏡面仕上げにし、上段とのコントラストを作り上げました。

元のイラストと比べ角張りがなくなってしまったのは金属のバリ取りや面取り(角の角ばりを落とす)によるもので、流線型の形は元のイメージと少し違いもありますが私としてはこの流線型こそおしゃれで格好良いとも考えています。

撮影の難しさ

ネクタイピンやカフスといった小物は元々撮影が難しいアイテムです。小さいうえに反射や映り込みもあり、サテーナの雰囲気をどう表現するのかなどいつも頭を悩ます部分でもあるのですが、今回の製品はいつもにまして難しさがございました。
1つの面を綺麗に撮ろうと思えばどこかの面が反射したり、映り込んだり、もしくは影になったり。特にサテーナの加減はなかなか1枚では表現できず。画像によっては鏡面仕上げのようにも見えてしまいますが複数の画像と文字の説明でなんとか理解いしていただけるように商品ページは作成致しました。撮影スタッフ泣かせな製品ではございましたがそのぶん愛着の深い製品へとも仕上がっています。ぜひセットでお使いいただきたいですね。

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ジオメトリック

製品の特徴をどう表現するのが正しいのかな・・・とデザインスタッフに聞いてみたところ「ジオメトリックですかね」との回答。ジオメトリックって何?って聞き返してみると「幾何学模様ですね」だそうで。デザイナーさんにはわりと知れ渡ったニュアンスだったそうですが如何せん私はそういった世界とは無縁でございますので恥ずかしながら知りませんでした。ということでこのタイピンとカフスは「ジオメトリックな世界を表現したタイピン・カフス」としてアピールしてまいります。

 

TAVARATのネクタイピン・カフスも少しずつですがラインナップを増やしてまいりました。とはいえまだまだバリエーションと言えるほどに数も揃えておりません。今年一年でどこまで・・・という部分はありますが、いまのところタイピン1種類とカフス3種類ほど製品化が進みそうです。

シンプルさと格好良さの共存。このコンセプトの元に、喜んで頂ける製品に励んでまいります!

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TAVARAT Store Manager 山本 

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今回の記事でご紹介したアイテム

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▼お勧めアイテム▼

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革製品への名入れサービスのスタート 2018.01.24 TAVARAT-タバラット-

何度かお問合せを頂いたりしたこともありながらなかなかスタートできていなかった革製品への名入れのサービスがいよいよ本年よりスタート。

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製品にお客様のお名前を入れる名入れサービス。プレゼントとしてもご自身用としても大変喜ばれるサービスでTAVARATでも以前より導入したいと考えておりましたが、いざ名入れの導入を検討してみると考えていた以上に色々な難しさもあり検討を始めてからかれこれ1年以上の歳月が流れてしまいました。その間「名入れはできないんですか?」とお問合せを頂いたお客様も沢山いらっしゃいましたがお断りをさせて頂いておりました。ようやくサービスのスタートでございます。

今回導入した名入れの機械はこちら。

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hotstamp.jp(ホットスタンプ.JP)さんで購入した卓上活版焼印機 ホットスタンプ Pro。9月頃にお店にお伺いし、機械の使い方などをレクチャーいただき準備をさせて頂いたうえで購入いたしました。アフターフォローもバッチリで名入れサービスを始めて導入する身としまして本当に助かりました。

hotstamp.jp(ホットスタンプ.JP)webサイト https://hotstamp.jp/

革への名入れの機械も色々とあります。最近はレーザーで自由な文字やイラストを入れられるようなものもございます。しかしコスト面や、表面が焼きこげたようになるレーザーのデメリットもあり今回は昔ながらの活版焼印機。革の質感を活かした雰囲気のある名入れが可能です。

使い方はシンプルなのですが、慣れるまでにかなりの時間を擁しました。機械が届いたのが10月頃。繁忙期の12月にいきなりサービスをスタートさせるわけにいかず、少しずつ準備を進めてようやく年明けから・・・といった流れになりました。本当は年末のギフトシーズンに間に合わせたかったのですが。

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最初に戸惑ったのは真鍮製の版を土台にセットすること。この版が本当に小さいんです。ピンセットでセットしようとして最後の最後でひっくり返って・・・なんてことの繰り返しからのスタートでした。ナノブロックの組み立てが得意なひとは問題ないでしょう。

指定の文字に版をセットし、機械の温度を上げていざ版押しスタート。商品ごとに土台のセットを代えないとなかなか綺麗に押すことができないのですが製品に合わせた冶具をhotstamp.jpさんで作成も頂けます。(↓の写真の木の台がそうです。製品ごとにお願いできます。手作り感が凄いですが、考えられて作られています)

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左右の位置、前後の位置を確認しながら恐る恐る・・・・・・

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恐る恐る・・・・

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えい!!

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こんな感じでいくつものサンプル実験を行いようやくお客様の名入れをできるようにまで機械に慣れてきました。どうでしょう、ラゲージタグへの名入れ。格好良くないですか?

さて、たくさんのサンプル作成を経ていざ本番・・・・・・・

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「バッチリ!!」という歓喜の声がスタッフOよりここ数日毎日のように聞こえてきます。

名入れは失敗してしまうと商品自体がダメになってしまうのでスタッフも神経を研ぎ澄まします。上手くいったときにはついつい声がでてしまうのです。

 

1月からスタートした名入れサービス。サービスはYahoo!店限定で、amazon店ではご利用いただけません。嬉しいことにYahoo!店では毎日のように名入れのご注文も頂いております。

名入れは革製品ならどの商品でもOKというわけではなく、まずは
・Tps-022キーカバー
・Tps-002キーホルダー
・Tps-038ラゲージタグ
・Tps-001ベルト
・TAV-038ベルト(ショート、ロング)
この5点からスタートしております。形ごとに冶具が必要なのと、革質によって温度を変えたり設定の変更が必要なためにまずは近しいところからのスタートとなります。ただ、現在他の製品の準備も進めており、まもなく名刺入れなども数点スタートできる見通しが立ってきましたので新シーズン前のプレゼントにご利用頂けるかもしれません。

 

2018年、TAVARATでは商品企画のみならずサービスの幅も広げていきたいと考えております。名入れサービスはまずその第一歩。大事な方へのプレゼント、記念品、もしくはご自身用など様々なシーンでご活用いただければ嬉しいです。

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キーカバーに家とか仕事とわかるような文字を入れる。そんな使い方もありかもしれません。

 

(追記)
ちょうど記事を書いておりましたころ、ヤフーの旅行用ネームタグランキングにてラゲージタグが一位にランクインされておりました。名入れサービスをスタートさせてからこちらのご注文を頂く事が多くなりましたが、この製品はもともと名入れサービスとセットでスタートさせたいと思っていた製品でした。結果的に製品よりも名入れサービスがだいぶ遅れてしまったのですが・・・こうしてイメージした形で製品を気に入って頂けることを嬉しく思います。

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TAVARAT Store Manager 山本 

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名入れサービスはこちらのリンクから詳細をご覧下さい。

store.shopping.yahoo.co.jp

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▼お勧めアイテム▼

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スーツ生地から作るネクタイの発売開始 2018.01.11 TAVARAT-タバラット-

TAVARATのネクタイピンと相性の良いネクタイを作りたい。そんな企画がスタートしたのは去年の夏ごろでした。TAVARATではビジネスアイテムとしてネクタイピンが人気を頂いておりますが、それに合わせるネクタイがありません。せっかく良いネクタイピンがあるのだからそれに合わせたネクタイは無いか?というところから製品企画がスタートしました。

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数ある素材の中から選んだのはウール生地。それもスーツに使用される生地です。工場さんと相談するなかで、スーツと相性の良いネクタイをと考えたときにそれならばスーツ生地をという話に行き着き、そしてその中でも色合いの落ち着いたウールを選択しました。TAVARATのネクタイピンはシンプルで落ち着いた雰囲気を大事にしており、それに合わせるならばまず落ち着いた印象のある素材にという点が重要でした。ウールはシルクに比べ光沢が抑えられたマットで落ち着いた素材感が特徴なのです。

生地には老舗スーツ生地メーカー長大社のCDK SuperTEXシリーズを選択。

長大社は「織り・編み」「染色整理加工」「縫製」「企画・販売」、そのすべてを日本国内で行った商品を作る「J∞QUALITY」認定企業として、高品質なスーツ生地を作り続けております。

生地作りはもちろん、製品としての製造も国内で仕上げた純日本製のネクタイです。

デザインは2種類を用意しました。ストライプ柄とヘリンボーン

ストライプ柄ネクタイ Tps-053

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ウールのネクタイは厚みのあるイメージも強いですが、こちらは一般的な中厚のネクタイ。春・夏用のスーツ素材のイメージの、サラッとした素材感です。

▼グレーにほんの少しピンクがはいったストライプ

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▼少し濃い目のグレーに水色を掛け合わせたストライプ

f:id:tavarat_blog:20180111190827j:plain.▼定番のネイビーストライプ

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ストライプのネクタイはラインが太く少しインパクトが強すぎるものが多いのですが、そういったものと対極な雰囲気。ラインが細いため、素材の質感も相まってストライプデザインでも非常に落ち着いた印象があります。

ヘリンボーン柄ネクタイ Tps-054

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ヘリンボーンの柄ですが斜めに生地を使用しているので遠めにはストライプのようにも見えます。素材の厚みはストライプに比べて「厚め」になります。遠めに見ると無地に見えることも。「落ち着いたお洒落」を演出します。

▼ネイビー

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拡大するとヘリンボーンの柄がよくわかります。ネイビーはかなり濃い目ですので一見すると黒く見えることもあるかもしれません。

▼グレー

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▼裏側

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小剣通しには生地と同じ素材を使用。ブランドタグは織ネームで高級感のある仕上げに作っております。細かなところですがここの素材感も重要だと考えております。

 

5つのバリエーションをご紹介しましたがどれも派手さはなく、「落ち着いた大人」の印象を与えてくれるネクタイです。拡大してみますとその質感、雰囲気がよくわかります。

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今回ネクタイのラインナップ追加のために新たにパッケージを作成しました。実店舗さんならネクタイのパッケージといえば長細いケースが定番ですが、ネットショップとなりますと輸送上の問題もあってそういったパッケージは難しく、スタッフと試行錯誤した結果、立方体の箱に落ち着きました。チップボールという素材を使用した窓付きのパッケージに入れてお届けいたします。今後はニットタイもこちらのパッケージとなります。

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TAVARATとしてネクタイの販売は始めての試み(ニットタイは以前より扱っておりましたが)で、受け入れていただけるかどうか、気に入って頂けるかどうか、不安半分、楽しみ半分でございますが私個人としてもこの素材感は非常に気に入っており、お使いいただければきっと満足いただけると信じております。

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と思っておりましたらYahoo!店でご購入いただいた方より嬉しいお声が。うん、きっといろいろな方に気に入って頂けるはず!

 

年が明けて初めての記事になりました。今年もまたいろいろな製品作りにチャレンジをしていきたいと思っております。財布類やタイピン、雑貨類など今現在もいくつかの企画が平行して進んでおり、少しずつ新商品や新サービスをご紹介できるようになっていくかと存じます。2018年も魅力ある製品作りでお客様といっしょに進んでゆきますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

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TAVARAT Store Manager 山本 

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今回の記事でご紹介したアイテム

Yahoo!

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▼お勧めアイテム▼

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本年もありがとうございました

事務所・店舗の大掃除も終わり、一年の終わりを徐々に感じるようになってまいりました。本年も年始から色々なことがございましたが、私自身もTAVARATも成長できた一年であったと思います。

「TAVARATの製品が欲しい」と思って頂ける商品作りを目指す。年始に私が掲げた目標でございました。1月にあべのハルカスでの催事に参加し、商品に直接触れて頂きながらお話をすることの意義を体感しました。

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3月末から店舗がスタートしたこともあり、SNSやブログを見てご来店頂いた方、webショップから「商品を見てみたい」とお越し頂いた方、「TAVARATを見て見たい」そう感じてくださるお客様が少しずつですが増えてきていること実感することができた一年でもありました。

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8月末からはクラウドファンディングMakuakeでの新商品の発表。こちらも新しい試みとしてのスタートでしたが沢山の方に商品への興味を持って頂くきっかけとなり、新しい形で商品をより多くの方に知って頂くということを考えるきっかけとなりました。

www.makuake.com12月からは当社の各ショップと一緒に泉佐野市のふるさと納税にも登録をさせて頂き、より沢山の方に「TAVARAT」を知って頂く機会が増えてまいりました。

www.furusato-tax.jp

新しい商品も一年で少しずつ増えてゆきました。今年は「金属小物」の強化に力を入れ、ラインナップの少なかったタイピンのラインナップ強化やカフスの投入などもありました。Makuakeの名刺入れのような「今までにないもの」も徐々に増えてきております。

来年はバリエーションの弱かった財布類の強化をイメージしており、販売方法としてショッピングモールWowmaへの出品も徐々に進めています。

より沢山の方に「TAVARAT]を知って頂く機会。そしてお越しいただいた方に魅力を感じて頂ける商品の開発。来年も積極的に進めていきたいと思います。

本年は沢山のお客様と、ものづくりを共にして頂く工場様に支えて頂いた一年でございました。心より御礼申し上げます。

 

2018年もTAVARATをご愛顧頂けましたら幸いです。
それでは良いお年をお迎えください。

 

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TAVARAT Store Manager 山本 

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【年末年始の営業について】

泉佐野アンテナショップ▼

2017年12月27日(水)~1月4日(木)までの期間を泉佐野アンテナショップの冬季長期休業とさせて頂きます。年始のスタートは1月5日(金)からとなります。

Yahoo!ショッピング店▼
12月26日(木)までのご注文につきましては年内発送にてご対応させて頂きます。27日(金)以降のご注文につきましては1月5日(金)より順次出荷をさせて頂きます。

Amazon店▼
一部商品を除き、Amazon倉庫より発送となりますのでAmazonの通常通りの受発注となります。

▼※お問合せについて▼
お電話等でのお問合せにつきましては12月27日(水)までのご対応とさせて頂きます。28日以降に頂きましたメールにつきましては1月5日(金)より順次ご返信させて頂きます。

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ダークサイドを持つベルト シャドウ加工ノンステッチベルト

人は誰しも光と闇を持ち、その光が強すぎた結果、光から闇に堕ちたのがダースベーダー・・・・。今日はスターウォーズに関する記事を書こうと思いましたが実はエピソード1~6しか見たことがなく、最新のストーリーはわからないのであまり深くは触れないでおきます。

さて、スターウォーズダースベーダーのようにライトサイドからダークサイドに引き込まれそうになるベルトの販売がスタートしました。

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中央のライトサイドが両端から少しずつダークサイドに覆われていく。そんな摩訶不思議なベルト・・・・ではなく、両サイドをシャドウ加工と呼ばれる方法で加工し、影を作ったデザインのベルトです。

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表面の革は姫路産のベジタブルタンニンレザー。染料で染め上げていて革の質感がしっかりと残る味わいのある革なのですが、その両サイドに塗料を職人がガンで吹きつけて影・シャドウをつける加工を施しています。

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手作業ですのでどれも均一にはならず、一本の中にも多少の濃淡はありますし1本1本にも表情が違い、味わいがあって面白いです。先日の記事でも触れましたがベジタブルタンニンレザー×染料染めは非常に良くエイジングをします。

tavarat.hatenablog.jpその革にシャドウ加工を施すことで、数ヵ月後、数年後にどういった変化をたどるかは非常に楽しみでもあります。

製品のディテール上の特徴としては幅が30mm幅でステッチ(縫い目)を無くした仕様になっています。幅としては一般的ですが、当店では35mmベルトが多いので幅とステッチ無しのデザインは35mmベルトのラインと比べて非常にドレッシーな雰囲気があります。 

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デザイン上の印象としてはスーツでもカジュアルでもどちらにもお使いいただけますが、やはりスーツやジャケットに合わせると非常に格好良いです。カチッとしたビジネススタイルの中にどこか悪さを持ち合わせた雰囲気。誰しもが持つ闇の部分をさらけだす、そんな印象でしょうか。

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カラーは3色。ブラックにはシャドウの雰囲気が感じられにくいのですが実はしっかりと加工されています・・・。

 

このベルトを巻いて金曜日の夜の仕事終わりにパーティーやデートへ。格好良さが必要なそんなシーンにお使いいただきたいベルトです。

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TAVARAT Store Manager 山本 

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本革のエイジングを楽しむ財布

革を育てる

本革の醍醐味は革を育てること。革の経年変化、エイジング、本革を使われたことがある方であれば、そんな言葉を耳にしたことがあると思います。

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使うごとに馴染み、変化し、色が変わる。そんな変化を楽しめるのが本革です。ただ、本革なら何でも変化するというわけではありません。この点は販売員さんでも理解できていないことも多いのですが、ひとえに本革と言っても作られ方はさまざまで、変化の強いもの、弱いもの、しないものというのが商材のコンセプトや目的ごとに色々な革が使われます。何年使用したって色も艶も変化しないものだってあります。

その違いはどこにあるのでしょう?

まずは鞣しの工程がその1つ。革を原皮から製品としての革の素地として変化させる工程を鞣し工程と呼びますが、そこに答えがあります。

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鞣しの薬剤

まずこの鞣しの工程において、どの薬品を使うかがポイント。大きく分けて二つ、
・植物タンニン
・クロム
この二つを使って原皮を腐らないように加工し、「革」へと仕上げていきます。
この二つは植物性か、化学薬品かといった意味合いで比べられることも多いですが今回はそのあたりは置いておきます。古くから使われてきたのがタンニンで、革が量販品となったころから使われてきたのがクロム、現在ではどちらの加工も行われていますがどちらの鞣しで仕上げたものが製品に合っているか?という点でチョイスされることも多いです。

さて、変化という点では植物タンニンで鞣されたものが特徴的に変化します。タンニンというと柿渋などもその1つで、これで仕上げた元の色は生成り色から少し黄色みがかった肌色くらいに仕上がります。素上げのヌメ革をイメージしていただければ、あれがタンニンで仕上げたナチュラルな色になります。

植物タンニンは「日焼けをする」「脂分を吸収しやすい」という特徴があります。ですので植物タンニンで仕上げた革は素上げのヌメはもちろん、色付けをした革も日に当たると日焼けをして色の変化をし、手で触ると艶を増していくのです。クロムで鞣したものも変化しないわけではないですが、タンニンと比べると微々たるものとなります。

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加脂

もうひとつ、この鞣しの工程において一旦素材の脂分を抜いて、あらためて加える加脂という作業が行われます。一旦原皮の脂分を抜いて、作りたい革に合わせて脂を足していくのですがこの加減によって「触れば触るほど脂分が染み出てくる革」になるかどうかが違ってきます。しかし加脂をしない革はない(はず)なので大なり小なり触れば触るほど艶感は増すものと考えています。革のメンテナンスで定期的にオイルを塗るということがよく言われますが、私個人の考えとしては毎日もしくは一週間に数回触るようなものであればオイルを塗らなくても勝手に艶が増してくるのでその必要はないと思っています。逆に季節にしか使わないものや、ジャケット、鞄のように手で触れる部分が限られるようなものは手入れは必要です。

染色。顔料か、染料か。

エイジングがしやすいかそうでないかのもう1つのポイントが色のつけ方。大きく分けて「顔料」と「染料」に分かれます。顔料は表面を塗料で覆うイメージ。均一感のある表情になる一方で、革本来の質感はあまり見られなくなります。

一方の染料は素材自体に色を染み込ませてゆきます。表面を覆わないので革の質感がしっかりと残ります。牛革本来の細かな傷なども出てくるのでこれを味わいと理解してくれれば良いですが、革1枚1枚にその度合いが異なるので作る側としては難しさもあります。

さて、この染め方で色合いに違いがあるのですが、顔料は染めた色が表面を覆っているので素材と合わさって変化することはまずありません。顔料染めの革は基本的に使い始めから何年経っても「色の変化」はまずないと思います。

染料で染めたものについては素材の変化に合わせて色が変化して行きます。色艶を極端に変化させるものもあります。

他にも色々な要素はあるのでほんとうにベースのお話にはなるのですが、鞣しと染色方法を知るだけでもその革が変化しやすいものなのかそうでないのかを知ることができます。

経年変化 小

↓クロムなめし、顔料染め

↓タンニンなめし、顔料染め

↓クロムなめし、染料染め

↓タンニンなめし、染料染め

経年変化 大

革が好きで、エイジングを楽しみたいという方は経年変化の大きいものを、逆に革は好きだけどあまり変化の無いものが良いという方は経年変化の少ない加工のものを使われることをお勧めします。買物をされる際に店員さんに聞いて見るのがポイントです。とはいえ量販店さんなどで商品個々の特性を理解されている店員さんは稀だとは思いますが・・・

変化に関しては本当にもっと色々な要素も絡んできます。鞣し方、染色以外に加工方法、プエブロのようなタンニンで染料染め、さらに起毛革となると極端な変化をする場合もあるし、カーボン型押しレザーなどは全く変化しないでしょう。何でもかんでも「革は育つ!変化する!」という方がいたら理解に欠しいので要注意です。かくいう私もまだまだ革の入口くらいしか理解はできていないと思うくらい、奥深いものですが。

そんな多種多様な革の中で、当店で一番の変化を遂げる革がこちらになります。国内で生産された希少なカーフレザーのL字ミニウォレット。左が使用前、右が約半年の使用になります。
▼ダークブラウン

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▼ネイビー

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 ▼キャメル

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子牛の革を植物タンニンで鞣し、染料で仕上げ、艶だし加工は最低限に抑えた革の質感をナチュラルに残した仕上げの革で作った財布です。ナチュラルに仕上げたぶん、使い始めからエイジングがスタートし、半年で子供から大人へ成長するような面白い変化を遂げます。

最初のことは水染みが気になったり傷が気になったり、心配になるような時期もあるのですがそれが少しずつ少しずつ馴染み変化し、半年たった頃にはまったく気にならなくなります。色が増し、艶を増し、表面もしっかりとしてきて、それでいてカーフ特有の滑らかな肌触りが残る。そんな特殊な革なのです。

この財布のためにTAVARATオリジナルで作りあげた他では手に入れることのできない革。スタッフの愛着も非常に深いものがあります。

 

革の素材、特性はまだまだいくらでも勉強することがありますが、知れば知るほどに革が好きにもなってゆきます。昨日もこの革を作って頂いたタンナーさんを訪れておりましたが話せば話すほどにその魅力が深まっていくのを感じます。

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TAVARAT Store Manager 山本 

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