ぼくのポーチの使い方

こんにちは!
メンズ雑貨店ブランド TAVARATのサトウです。

今回は先日販売スタートしたハンドルポーチを実際にスタッフの僕が
どんな風に使っているか紹介したいと思います。

▼商品はこちら▼

▼目次

何色を選ぶ?

ブラック、ネイビー、ベージュの3色展開

まず、使用する前にどのカラーを選ぶかかなり迷いました、、。

  • 定番カラーでスタイリッシュかつミニマルな印象を与えてくれるブラック。
  • 大人っぽく知的でスマートな印象を感じることができるネイビー。
  • カジュアルな印象ながらも光沢感から上品さを感じさせるベージュ。

どのカラーも好みで正直なところ後悔はなさそうかと思ったのですが、選ばれたのはベージュカラーでした。

その理由は以下3点

  1. 普段から古着も新品も同じくらいきることが多いのでその両方と相性がよさそうなカラーを選びたい。
  2. 素材のコーデュラ バリステックの名前の通り、もともとはミリタリーの用途で使用された生地なので連想させるカラーを使いたい。
  3. かばんの中で目立つカラーだとうれしい。

といった理由でベージュのカラーを選びました。

表面はシンプルにしたく、内側にコーデュラバリスティックのタグを配置しています。

今回の生地として採用されているコーデュラバリスティックナイロンは下記の通りミリタリーの防弾チョッキで使用されていた背景もありそこが男心をくすぐるポイントでもあります

Ballisticは、「弾道」という意味で、第一次世界大戦時にケブラーやダイニーマなどのスーパー繊維が無い時代に当時のDUPONT社(米)が、防弾チョッキ用に極太ナイロンを2本の糸で撚って織り上げた生地の織り方の名前です。

引用 https://toprun-coltd.com/news/archives/258

何を入れる?

最近のバッグでは内ポケットが多数ついているものも多く、ついついその中に入れてしまっていたのですがたまにバッグを変える時に一苦労していたのも事実でこのポーチを使い始めたのがきっかけでポーチユーザーになりました。

▼実際に入れている小物はこちら▼.

※商品ページでも使用している画像ですが、実際に使っている小物も合わせて撮影した画像なので同じ画像になっております。

左からの順番に、
ボディスプレー、リップクリーム、マスクスプレー、ばんそうこうです。
こういった細かなモノはいつの間にかなくしてしまっているケースがあるので、ポーチにとりあえず入れとくことでなくす心配もなく安心しています!

他のスタッフのケースだと、こういったパターンも!
モバイルバッテリー、airpods、USB、充電ケーブル2本と大容量でたくさんいれることができます。

▼その秘密がこちら▼

商品の下部分にマチをつけることで、モバイルバッテリーや充電コードなどガジェットポーチとしてたくさん入れたい時は、マチ部分が広がりたくさん入る設計となっております。

またこの構造を採用することで、反対に中身をあまり入れないときはマチが閉じるため、コンパクトにおさまってくれます。使う容量に合わせたポーチになっております。

どうやって使う?

最後にこのポーチの大きな特徴でもあるこのハンドル部分。
バッグからポーチを取り出す際も、このハンドル部分がかなり役に立ってくれます。バッグのなかでも目立ってくれるため見つけやすく、そのまますっと引っ張ることで楽に出すことができます。

取り出すときに手間取らないのが◎

またほかの人はハンドル部分にカラビナをつけたり、、、

ぶらさげて収納したりと

いろんな方法でお使いいただけます。
シンプルですが様々なシーンでお使いいただけるアイテムに仕上がっているため、あなたの生活に合った使い方を探してみてください。

気になった方はぜひ一度商品を見てみてください!

以上!メンズ雑貨ブランド TAVARAT サトウでした。

メンズ雑貨ブランドタバラット

https://www.tavarat.jp/

愛用している製品紹介

こんにちは、ミナミダです。
今回は私が愛用しているタバラット製品をご紹介しようと思います。

愛用品はいくつかあるのですが、まずは毎日使っている財布のことを。

こちらは今年の1月に販売し始めた「MARGIN」という財布。読み方は「マージン」。余白とか余裕という意味の単語で、名前の通り余白を意識した構造で、お札や小銭、カードを収納したあとも膨れることなくスッキリとした形を保てるようにしています。

個人的な財布の条件としては、電車通勤ということもあり、交通系ICカードを入れられる。サッと取り出したいのでパンツのポケットに収まる大きさ(デニムでも)。会計の時に色々出したくないので小銭・お札・カードすべて入れられるように。小銭が取り出しやすい構造。主にこういったことがありました。あとはデザイン自体も好みのものがいい。

以前使っていた財布は、見た目のデザインはとても好きでタンニン系の革を使っていて経年変化もとても綺麗に出て気に入っていたのですが、少し大き目でポケットには入らない。あと小銭入れはあるけど、たくさん入れると取り出しにくいという点が気になっていました。

そこで、あたらしく財布を作ることになり社内の企画内容は前提としてありますが、その中に自分の条件も反映させようと。。(笑)

そうして出来上がったMARGINという財布です。

まず大きさですが、弊社の二つ折り財布と比べると一回り小さいくらい。
特徴として角が少なく、小銭入れが外付けなので財布が広がりづらくポケットに入れやすくなっています。

小銭入れにはバネ口という金具を使っています。開け閉めに少し慣れが必要かもしれませんが、メリットは勝手に閉まってくれること。ジッパーを閉め忘れて中身が落ちる心配がありません。また、財布の外に小銭入れを付けていることで、小銭入れの開け閉めがカード入れなどに干渉することがなく、小銭の量によって財布が閉まらないということもありません。

さて、中を見てみると両側にカード入れがあります。大体2~3枚(4枚でも入りますが推奨です。)入れて使います。私は左にポイントカード系を3枚。右にクレジットとキャッシュカードを入れています。一枚ずつ入っていないので、使っているうちに落ちてしまわないか少し気になっていましたが、半年間毎日使っていてもカードが落ちてきたことはありません。少し出ていることはあるので、そんな時は戻しています。

あと右のカードポケットの下には小さな隠しポケットがあります。これはサンプルの制作段階で偶然生まれたもので、カードも入らないしどうしようかと思ったのですが、切符やチケット、お守りなども入れられると思い、それこそ使い方の余白として、採用することにしました。結果、私の使い方は切符を入れたり、知人などからもらったステッカーをしまっています。ちょっとしたものをもらった時にしまう場所に困るので、かなり便利です。

次はお札入れ。こちらはシンプルに仕切り無しのワンスペース。1万円より少し大きいくらいですが、お札とレシートなど合わせてもけっこうな枚数が入ります。(ちょうど最近レシートを処分したので、いまはお札数枚だけなんですが、、)実は、一般的な形の二つ折り財布のお札入れのスペースはもう少し横に大きいのですが、それはカードポケットが横向きで左右に並んでいるからです。もちろんお札を取り出しやすいというメリットはありますが、今回はそれよりも財布のコンパクトさにこだわったので、カードは縦向きで収納、お札入れはお札の大きさに合わせて作りました。結果、お札が出し入れしにくいこともなく、良いバランスに仕上がっていると思います。

最後は、冒頭の財布の条件でも話したICカード用のポケット。小銭入れと反対側の裏面に設けています。私はここにICOCAを一枚入れているだけですが、ICカードを使わない方は、他のよく使うカードを入れておくのも良いと思います。チャージする時もすぐ取り出せるので便利。出来るだけ目立たず、カードが落ちることのないようにデザインしました。

以上が、MARGINのお気に入りポイントです。あと、革はクローム鞣しの牛革を採用。目に見えて分かりやすい経年変化は少ないですが(若干アタリと艶が出てきました。)、水に強く、やはり綺麗なまま保てるなと思います。
ただ革に関しては、タンニン系やオイルを含んだ経年変化しやすいものでも見てみたいなと思っています。やはり毎日ポケットに入れてよく触って使うので、その愛着は湧きそうだなと。

今回の愛用品紹介はMARGINでした!もしかすると商品ページより長文になっている気がします。(笑)

よければそちらも見てみてください。

https://www.tavarat.jp/c/wallet/Tps-145


ミナミダ

TAVARAT公式サイト
https://www.tavarat.jp/

箔押し、はじめました。

こんにちは!
TAVARATスタッフのニシです。

今回は、販売がスタートしたばかりの名入れ箔押しについてご紹介いたします!

名入れ 素押し

今まで革に出来る名入れは素押しのみ。
素押しは格好良く綺麗に見えるのですが、革の素材や色によっては文字が見えにくいものがありました。

そこで新たに取り組んでいたのが箔押しでした!

箔押し練習中

当初やり始めたばかりの私は、箔が綺麗に革に入らず何回も失敗を重ねました。
やっていくうちに力の加減や適切な温度がわかっていき、次第に綺麗になりました!

次は、私以外の人にも今まで得たコツを伝えてやってもらうことに。

すると新たな問題が出てきました、、、。
それは人によって押す力加減やプレスする長さの統一が難しいというところでした。

人の手でやっているものなので、失敗することもあるんです、、、

tavarat.hatenablog.jp

幾多の失敗を越えて、、、
6月から当店の名入れ人気アイテム。
名刺入れ、ラゲージタグ、キーホルダーの3商品から箔押しがスタートしました!

TAV-019 名刺入れ

Tps-038 ラゲージタグ

Tps-002 キーホルダー

箔押しは革の素材や色を問わず、見やすく上品な雰囲気があります。
男性の方はもちろん、女性の方へのプレゼントにも人気です!

6月以降も対象商品を順次追加していく予定です。
お楽しみにー!

タバラット公式サイト

https://www.tavarat.jp/






 

名入れ、失敗します。

タバラットでは革製品にはホットスタンプで、金属製品にはレーザーで名入れ刻印サービスを行っています。大変人気を頂いておりまして、嬉しいことにギフトシーズンや記念品のシーズンにはたくさんのご注文を頂きます。

しかし、この名入れの作業・・・・失敗します。

作業にあたるスタッフは作業に十分に慣れています。しかし、それでも、一定の割合で失敗します。人がすることですのでケアレスミスもありますし、革などは素材が個々に微妙に異なる難しさもあります。金属でも表面加工ひとつ、ロットによって厚みが微妙に変化し同じ設定ではうまくいかないこともあります。


この失敗をした商品、その後の刻印の練習に使ったりとしていましたがそれだけでは収まりきらず、なくなく処分することもありました。ですが、大事に作った製品を処分するというのは心苦しいですし、資源を大切にするという観点でもそれはなくしていきたいと考えるようになりました。

そこで、1年ほどまえから名入れを失敗した商品を、販売させて頂くことにしました。当然ですが名入れの失敗品であることがしっかりとわかるようにページに記載し、レーザーの商品であれば刻印の上から■■■■と覆うように追刻印。革はそれをしてもうまく隠れないので失敗した刻印はそのままに、ご理解をいただいたうえでお安く提供をさせて頂いております。

失敗をした部分の上から■■■の刻印

刻印と色を間違えて作業してしまった一例

はじめは「こうした取り組み、受け入れてもらえるのかな?」という不安がありました。批判もあるかもしれない・・・と。

ただ、販売をしてから徐々に認知もいただき、「刻印がはいっててもお安くかえるなら・・・資源も無駄にしなくてよいですしね」といったお声もいただき販売をしてよかったと一安心いたしました。失敗しても売ることができるということで、作業にあたるスタッフの負担も減っております。

ネットショップは自動販売機という表現がされることもあり、そうした側面は否定はしないのですが、一方で実際の現場は意外とアナログな作業で成り立ってもいます。特に当店のような中小企業では自動化できることは限定的で、人がいて、手作業で成り立つことの方が圧倒的に多いのです。

刻印作業ひとつとっても、実際には細かな作業を要し、失敗もたくさんあります。そして失敗が続くとスタッフの負荷にもなるし、資源の無駄にもなります。事業にとってマイナスなことがふえ、「刻印サービスはやめよう」と検討する時期もありました。

しかし刻印の失敗品の販売を企画しスタートさせて、こうして受け入れて頂いたことで、みなが前向きに仕事に取り組めるようになったことを嬉しく思います。お客さまには感謝でいっぱいです。

タバラットの刻印失敗品カートはこちら。不定期ですが、よろしければ時々覗いてみてください。掘り出し物が見つかるかもしれません。

store.shopping.yahoo.co.jp

search.rakuten.co.jp

 

公式サイト名入れサービスについてはこちら
https://www.tavarat.jp/f/kokuin

TAVARATのSNS紹介

 

メンズ雑貨ブランドタバラットでは新商品の入荷情報や
イベントのお知らせなどを公式SNSでご連絡しております。

今回はその取り組みのご紹介をさせていただきます。

Twitter

メンズ雑貨ブランド タバラットの店長が商品の入荷はもちろんですが、
noteの更新といったメディア掲載情報や日頃の感じたことなどをつぶやいております。

ガジェット好きな方や革小物、ビジネスアイテム好きなフォロワーさんを
中心にフォローいただいおります。

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お次は、インスタグラム

 
 
 
 
 
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TAVARAT / タバラット(@tavarat_cyberl)がシェアした投稿

こちらでは、先ほどのツイッターとは異なり写真を通してタバラットの魅力をお伝えすべく、TAVARAT スタッフ サトウandミナミダで更新いたしております。こちらは当店の定番人気アイテム 本革 名刺入れ。

明るめなカラーでまとめると、同じシリーズの名刺入れでも少しポップな印象を与えてくれます。このように商品の魅力を商品ページとは違った発信しているので、フォローよろしくお願いいたします。

以上、TAVARATのSNS紹介でした。

TAVARAT商品を購入いただいた方は「#タバラット」で投稿していただけますと必ずチェックさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

TAVARAT サトウ

https://www.tavarat.jp

店舗に来られたお客様のお話

こんにちは!
TAVARATスタッフのマエガワです。

今回はTAVARATの実店舗をご紹介をさせていただきます。

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店舗の外観


場所は泉佐野市という大阪の南にございまして、電車だとJR日根野駅か、南海泉佐野駅が最寄りになります。
事務所と併設しており、外観が分かりづらく「通り過ぎてしまった」や「入るのに少し勇気がいりました」というお声もしばしば。。

それでも、有難い事にご来店いただくお客様が少しずつ増え、遠くからお越しいただく事もございます。
担当のスタッフがおりますので私が接客する事は稀ですが、以前「彼のプレゼントを探しにきました。」というお客様がいらっしゃいました。


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clife「swing」

何をプレゼントしようか悩まれた結果、「swing」というclifeのキーホルダーに決まったのですが、革の色でも非常に悩まれてました。

「グリーンにしようか、、ネイビーもいいな。。」

見比べている展示品を見てみると、ネイビーは日焼けにより少し色味が変化しておりましたので倉庫から新品をお持ちする事に。
ネイビーの色味を見て「いい色ですね~!」と言っていただけた時はじんわりと嬉しくなったのを覚えています。
最終的にネイビーのキーホルダーをご購入いただき、ラッピングをしてお渡しいたしました。

キーホルダーは無事に喜んでいただけたのでしょうか。
・・きっと大丈夫だろう!と思いながらこの記事を書いております。


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営業時間について


平日の11時~17時のみの営業となりますが、店舗ではオンラインストアで気になった商品を実際に手に取っていただけます。
「手袋が気になるけど、サイズ感はどうなんだろう」や、「革の質感を確かめたい」というお客さまは是非お越しください。
詳しくはこちら→店舗案内

時間が合わない、距離的に難しいという場合はお問合せにてご質問にお答えいたします。
お問合せはこちら→問い合わせフォーム

最後に少しご案内。

只今、新社会人を応援する,フレッシャーズフェアを開催いたしております。
今年の春から社会で働くフレッシュな男性へ向けて、仕事で必要なシンプルで決まるビジネスグッズをセレクトしました。 新社会人のお祝いやプレゼントにも是非ご活用ください。

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プレゼントを贈る側も受け取る側も、皆さんに喜んでいただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

5ブランド共通ショッピングページ「cyberl town」

こんにちは!
TAVARATスタッフのニシです。

今回は、かなり遅くなってしまいましたが、
昨年11月から公開されているこちらのページを紹介していきたいと思います!

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クリスマス バージョン

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新年 バージョン

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バレンタイン バージョン

こちらの可愛らしい画像。実はおかしなところがあります。

いったいどこがおかしいのだろうと悩んでいるのではないでしょうか?
なんと...。

 

タバラットでは販売していない商品が沢山写っています!
気付いた方はタバラットマスターですね...!!

 

そして、この画像で大きく書かれている「5人の家族」ってなんなんだろうとなっているかもしれません。
このページの肝とも言えるこの言葉は、5つのブランドのことを指しています。

 

◆5人の家族とは◆
サイバール株式会社が運営する5つのブランドを1つの家族として表現しています。
それぞれが扱っている商品を簡単にご紹介いたします。

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■タオルショップ ブルーム
タオル製品を中心にベビー用品、バスローブなども扱うショップ

人気商材:バスローブ、バスタオル、フェイスタオル

www.broome.co.jp

 

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■TRAN PARAN
キッチン用品を含むギフトに最適な生活雑貨のショップ

人気商材:マグカップ、ブランケット、ガーゼタオル
www.tranparan.jp

 

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■asoboze
メンズ向けバッグと革小物・雑貨のショップ

人気商材:エコバッグ、ビジネスバッグ、ポーチ

www.asoboze.jp

 

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■oruTa
オリジナルタオルの製作やタオルの卸販売のショップ

人気商材:刺繡入りハンカチ、サーフポンチョ

www.gyoumutowel.com

 

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■TAVARAT
革や金属をメインとしたメンズ雑貨のショップ

人気商材:財布、ベルト、ネクタイピン

www.tavarat.jp

 

そんな様々な商品が一覧で閲覧できるページ
それが「cyberl town」です!

 

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サイバール ショールーム

サイバールには、各部署の商品が綺麗に展示されたショールームが存在します。
なかなかお客様には見せることのない場所ですが、これをweb上で見せることができればいいのに...と考えたのが始まりでした。

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バナーの撮影中

数回の打合せを経て、バナー撮影に入りました。
タオルや革小物、金属製品など幅広いジャンルの商材でバナーを撮るということが、全員初めてだったので様々なレイアウトを試してみました。

完成したのが、冒頭の画像になります!

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4月公開予定

今後もイベントやシーズンの変わり目でバナーがどんどん変化していきます!
バナーの変化がちょっとした楽しみになっていただけたら嬉しいです。

これからのお買い物に少しでも、「cyberl town」がお役に立てば幸いですー!

TAVARAT公式PV撮影秘話

こんにちは!TAVARATのサトウです。

街中でイルミネーションを見たり、クリスマスソングを聴いたりすると、
もうそんな時期かぁ、、、としみじみと感じますよね。

緊急事態宣言も明け、長らく続いていた緊張感のある空気感から、
少しづつにぎやかなムードの変化を肌で感じます。

12月も第3週に突入し、今年はあの人に何を送ろうか?と
クリスマスプレゼントを探し始めた人も多いのではないでしょうか?

そんな中でTAVARATでは、
最近はじめての公式プロモーションビデオを公開いたしました。

PVのコンセプトは「近くのひとから しあわせにしたい」

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近くのひとから しあわせにしたい

そこで今回は、PV公開までのコンセプトの構想から撮影までの
メイキングストーリーをお見せできればと考えております。

最後まで楽しんでいただければ幸いです。

■PVの構想~コンセプト決定

PVの構想が始まったのは、まだまだ暑い7月のお話です。

ことしに入ってからもまだまだ緊急事態宣言と自粛生活が続き、
世間ではプレゼントを贈りたいけれど会うことができない状況が続いておりました。

そのなかでネットショップである当店でも、ギフトのご注文をいただくことが増えてきており「ネットショップで注文してプレゼントを贈ること」を考えるようになりました。

コロナ禍になって、

はじめてネットショップでお買い物をした。という方や、
TAVARATで初めてプレゼントを贈るといった方に安心して注文をしていただきたく、

お客様が注文してから、実際にお手元に届くまでイメージができるような、
PVを作りたいと考えるようになりました。

それにあわせて、実際のところ一緒に住んでいる家族のためのギフトとして選んでいただくことも多くそういった"物理的にも関係的にもちかくの人をしあわせにしたい”という気持ちを大切にしたいと考え撮影に向けて打ち合わせを繰り返しました。

 

■PV撮影日当日

今回PV製作でお世話になったのは、南大阪の貝塚市を中心に看板をはじめ、
デザインや動画作成などの制作を手掛けている株式会社アリシア様

www.alishia.net


撮影前の打ち合わせの段階から僕らの考えた動画のイメージを、独自の視点から
さまざまなアイデアをいただき、回数を重ねるたびにカタチになっていくのを感じました。


・店舗と事務所シーンの撮影
アリシアのスタッフチームの方々に、朝早くから現場入りをしていただき、
店舗の撮影やギフトチャームの刻印風景を撮影しました。

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こちらは今回の動画制作していただいたアリシア

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チャーム刻印シーン

 

普段はなかなかお見せすることができないのですが、
ギフトチャームも一つ一つ手作業で刻印させていただいております。

こちらは仕事シーンの撮影風景。

こちらのメンズモデルの方はこういった撮影ははじめてとのことで、
撮影を見守るこちらにもかなり緊張が伝わってきました。

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無事に午前の撮影が完了し、次なる撮影場所へ、、、、。

・おうちのシーン(午後の部)

次なる撮影スポットとして訪れたのは、かみえ工務店様のモデルハウス

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kamie-k.co.jp
天然木を基調としたモデルハウスで、あたたかな光が部屋全体を包み込み、
柔らかで優しさの感じる部屋に撮影で向かった一同の気分を和ませてくれました。

ここからは朝の出勤や商品が実際に届くシーン。

朝の出勤のシーンでは、このモデルハウスの特長のひとつでもある、
柔らかな日差しを活かしたい!と思い若干の曇り空の中よいタイミングを待ち続け、
今がチャンス!といったタイミングを見計らい撮影に試みました。

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光の差し込みがきれいです。

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「いってきます!」の掛けシーンも繰り返すこと、10回前後、、、!

続いては商品が自宅に届くシーン

商品が実際に手元に届くシーンの撮影
合図とともに、玄関先のチャイムを鳴らし撮影スタート!

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男性モデルの演技も午前の撮影を経て力が抜け、より自然な雰囲気に。

商品を受け取ってからの歩き方や自分は注文していない商品が届いたときの
なんだろう?という表情などよりリアルな雰囲気で引き込まれました。

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また女性モデルの方も、商品が自宅に届いたときの期待の表情や
旦那さんが名刺入れを手に取り驚いている姿を見る表情など視線で語る演技は、
素晴らしかったです。

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お!、かっこいいじゃんのセリフも数回取り直しました

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・おうちのシーン(夜の部)

ここからは帰宅~夫婦で仲良く食事をするシーンから、
仕事を頑張る旦那さんのシーン。

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外も暗く冷え込んできました。

撮影も進み、家の外も暗くなってきたため夜のシーンの撮影へ。

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今回出演している奥さん役は、当店の女性スタッフです。
こちらもこういった撮影ははじめてとのこと。

最初はかなり緊張感が伝わってきましたが、
テイクを重ねるごとにかなり自然な演技になっていきました。

ここからは夫婦で夕食の準備をするシーン


時間にすると4~5秒ほどのシーンですが、夫婦の楽しそうな空間を撮影したく、
二人のフリーの会話を15~20分前後カメラを回しました。

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当日、初対面だったモデル2人は合間の時間で仲良くなってきたとはいえ、
15~20分話すことないよーと若干タジタジな状態でした笑

ですが、二人のおかげもあり、
やんわりと温かく心に沁みるような、夫婦団らんのシーンが取れました。

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いい笑顔です。

・いよいよ次は最後のシーン

奥さんが食後も仕事を頑張る姿を見て、名刺入れを注文するシーン
いわゆるこのPVの肝となるシーンですが、、、

ここで筆者のサトウも撮影に参加させていただきました!

普段デスクワークのなまり切った身体には、プロのカメラは重すぎました笑

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持ってるだけでは精一杯です、、、

そんな重要なシーンも、プロの制作スタッフの方たちが完璧に撮影していただき、
長かった一日の撮影も見事クランクアップ!

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見事クランクアップ!皆さんお疲れ様でした。

 

普段は見れないPV製作の撮影現場に同行でき、
僕たちが伝えたいことと、アリシアさんの技術とアイデアが組み合わさり、
今回のPVが完成いたしました。

普段見ている1分の動画もこうやって誰かが1日からそれ以上かけて、
企画→撮影→編集の上作られていると考えると見方も大きく変わってきそうな気がします。

そういった形でできたタバラット初のPVぜひ一度見ていただけましたら幸いです。


www.youtube.com

最後まで読んでいただきありがとうございました。

TAVARAT 佐藤

 

陶器のネクタイピン・カフスが出来上がるまで

コロナ禍の難しい日々に少しずつ明るい気配を感じつつある今日この頃、皆様いかがおすごしでしょう?タバラットデザイナーのミナミダです。

今回の記事では、タバラットとして新しい素材へ挑戦することになった陶器のネクタイピンカフス、その生産工程を抜粋にはなりますが、みなさんにも見ていただきたいと思います。

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まず初めに。陶器は土を焼き上げて作ります。お皿やマグカップなどの大きいものでも焼く前、後の大きさ・形の変化を様々に想定しながら製品としての形に整えていきますが、小さくなればなるほどその変化は大きく、形を整えることが困難になります。特にネクタイピンのような細く薄いパーツは焼いた際に反りあがり、土台との接地を難しくします。

「極力均一なサイズに。」「立体感を出しつつ、裏面を極力フラットに」

その難しい問いに応えてくださった窯元は一緒に製品づくりをしていただいた美濃焼の産地、岐阜県土岐市の晋山窯ヤマツ。形、釉薬の配合調整、焼き物の温度、何度と施策を繰り返しながら、課題を解決して頂きました。

窯元:仮型を作る→形を成型する→釉薬を調整→焼く→試作完成

私:極力形の個体差を無くしたい。それと、土台との接地面をフラットにしたいんです。

窯元:陶器の性質上、この小さいサイズではかなり難しいですが・・・頑張ってみます!

私:ありがとうございます。

 

窯元:仮型を作る→形を成型する→釉薬を調整→焼く→試作完成

   「反りを少なくするため、裏側にくぼみをつけてみました。」

私:統一感がでてきましたね!ただ、土台との接着には凹が強いと難しくて・・・

窯元:・・・・・・・・頑張ってみます!

私:よろしくお願いします!

 

窯元:仮型を作る→形を成型する→釉薬を調整→焼く。

このようなやり取りの中でかかった2年という歳月。陶器で本来作るものではないタイピンやカフスのパーツに対して、熱意をもって取り組んでいただいた窯元の試行錯誤とご協力には感謝しかありません。

こうして出来上がった製品の製造現場を、写真とともに見ていきましょう。

 

まずこちらは、型で成形した素地を一度素焼きしたあと、釉薬を塗る前に細かなほこりなどを飛ばしているところです。この時に、形が悪いものなど検品も同時に行っています。

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次に、検品を終えた素焼きに釉薬を塗っていくのですが、小さなものなので、網目のフライ上げを使い一つずつ釉薬の中にサッと浸していきます。

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グレーの釉薬に浸します。

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こちらはピンクの釉薬

 

通した後は、釉薬が均等な厚みになるように、スポンジで多めに付いた釉薬を吸い取ります。

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ちなみに、ネクタイピンの台座との接着面には釉薬が付かないよう、あらかじめ撥水剤を塗布しています。

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釉薬に浸す前に裏面に撥水剤を塗ります。

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写真左からピンク系、グレー系の釉薬に浸した焼成前のもの、素焼きのもの

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裏面はうっすらと青く、撥水剤を塗布したことが分かります。焼成時に透明になります。

釉薬を塗り終わったものを2回目の焼き、本焼成することで陶器としてネクタイピン・カフスのトップが完成するのですが、素焼き・本焼成ともに、温度によって出来上がりが変わったり、土の収縮率を考えて最初の成形をする必要があったりといくつもの工程をクリアして出来上がります。

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ネクタイピン・カフスだけでは窯を埋める量がないので、隙間を使わせてもらいます。
こうして見比べると、普段作るものとのサイズ感がはっきりとわかります。

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そうして出来上がったものが、どんな工程から成り立っているのか想像してみると、目の前にある”もの”以上の拡がりを楽しめるのではないでしょうか。

さて、陶器は完成しましたが、まだネクタイピン・カフスにはなっていません。台座は、タバラットのネクタイピン・カフスを制作いただいている大阪の宇内金属工業さまにご協力いただき、塗装を施した台座を作っていただきました。台座の平滑な部分と、目に見えない僅かな凹凸がある陶器との接着・・・こちらも本当に簡単ではなく、苦労がございました。

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当初メッキのかかった台座も検討していましたが、陶器の質感を活かすことを考え、メッキではなくマットな塗装仕上げの台座に決定。カラーも、ブラックとグレーというモノトーンにして陶器の質感・色がより引き立つことを意識しています。

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こうしてたくさんの工程を経て完成した陶器のネクタイピンとカフス。素材特有の質感は、金属や革とはもちろん異なっていて、ネクタイやシャツの繊維ともまた異なります。そこに釉薬が加わることで出来る、金属よりも柔らかい光沢感や、素地が活きるマットな質感。それらを洋服に組み合わせて生まれる新鮮さ、高揚感をぜひみなさんにも感じていただきたいです。

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以下のリンクから商品ページをご覧いただけます。

www.tavarat.jp

 

www.tavarat.jp

 

私が使う3つのお財布

こんちには!

TAVARATスタッフのニシです。

 

今回は、キャッシュレス化に伴って進化した私のお財布の使い方を紹介したいと思います。

 

こちらが私の使っているお財布達です!

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◆電子決済

最近、かなり使用頻度が高くなってきました!

使える場所も増えたことで、今では手放せないものとなってしまいました...。

 

私的使い方:

自分がお会計時、後ろに人が並んでいると少々焦ってしまうので、お釣りを受け取ったりする動作がなくなるだけで安心できます。スマホはどこにいっても持っているので、急にコンビニに立ち寄ってもすぐに欲しいものが買えるって素晴らしいですよね!

 

収納場所:ズボンのポケット

主な使用場所:コンビニ、ショッピングセンター...etc

 

 

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◆Tps-088 リスシオ小銭入れ

とてもお気に入りの小銭入れです。デザインに一目惚れしました。

電子決済が来るまでは一番使っていましたが、最近は使用頻度が落ちてしまいましたが、まだまだ現役です!

 

私的使い方:

小銭入れを持っていなかった時は、会計時に電子決済が対応していないことを知った時、現金を取り出すのにかなりモタモタししていました。小銭入れを持ちだしてからは、リュックのサイドポケットに入れて、サッと取り出し支払うことが可能なりました。これがかなり便利!サイドポケットがないものでも取り出しやすい位置に入れてるだけでもだいぶ変わると思います。喉が渇いたときの自動販売機なんかでも重宝しています。

 

収納場所:鞄のサイドポケット / 内ポケット

主な使用場所:自動販売機、食券機...etc

商品ページ:

www.tavarat.jp

 

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◆Tps-033 キップレザー長財布

上2つで紹介した決済方法があると、使う機会もかなり無くなってきましたが、やっぱり完全に持たなくなると困るお財布です。あとやっぱり、長財布や二つ折り財布のような財布でお会計する姿ってなんか格好良いですよね!

 

私的使い方:

クレジットカードや保険証、定期的に行く歯医者や病院などのあまりとりだす機会が少ないカードをいれています。病院や歯医者などは現金支払いのみが多くて、支払いも少し高い時があるのでこの長財布を取り出すことが多いです。

 

収納場所:鞄の奥

主な使用場所:病院、レストラン...etc

商品ページ:

www.tavarat.jp

 

いかがだったでしょうか?

私がかなり小銭入れを気に入っていることが伝わってしまったんじゃないでしょうか...。

 

キャッシュレス化に伴って変化していった財布の使い方。

使いやすさ、コンパクト、デザイン。

何を重視するかで多種多様な使い方が生まれると思います。

 

是非、自分だけのスタイルを見つけてみてくださいね!

 

▼タバラットで扱っている財布はこちら

www.tavarat.jp

大公開!!真鍮バングル『Press』の製造現場を初披露

今年の夏からTAVARATにて販売を開始した、真鍮バングル【Press】

https://www.tavarat.jp/c/tiepin-cufflinks/bangle/Tps-136

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おかげさまで、多くの方にお求めいただいており、
現在、大急ぎで追加の生産を行っております。

 そのため、追加生産に合わせ、
今回はバングル『Press』製造の裏側を大公開させていただきます。
もうすでにお持ちの方は、その裏側を知ることでより魅力的に!

 まだ、お持ちでない方は検討材料にしていただけるかと思いますので、

 ぜひ、お読みください。


◆材料とりだし

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もともとのバングルの材料は、この細長い棒状の真鍮。
こちらを加工する事でバングルの形にしていきます。

◆切断

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先ほどの細長い真鍮を、ちょうどよい長さまで切っていきます。
まだまだ完成の形までは程遠いです。

◆全面平押し

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この製品の特長でもある、全面平押しのこの工程。

ひとつひとつ機械にセットし、プレスを加えることで
切り出しとは違った、平べったい柔らかな形が出来上がります。

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◆刻印押し

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画像では、すこし分かりにくいですが、
商品の左はしにブランドマークを刻印しております。

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↑製品版ではこんな感じ。
細かいながらも、きちんと刻印されております。

◆両端面取り

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直接肌につける製品なので、製品の両端のバリ(細かなとげ)を取り除いていきます。こちらも一本一本手作業で、やすりで削っていきます。

◆なまし

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こちらはなましという作業。
次の曲げの作業のために、バーナーで火を入れ柔らかくしていきます。

温度を計りながらというわけにもいかないので、表面の色を見ながら
溶かさないかつ、適切な柔らかさになるよう職人の技で火を入れていきます。

火が通ったら、しばらく置いて冷まします。

◆曲げ

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先ほど、火を通し柔らかくした真鍮を型に合わせて曲げていきます。
ひとつひとつ手作業で、細かく調整しながらサイズ調整をしていきます。

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型に合わせて曲げた製品。
様々な工程を経て、ようやくバングルらしくなってきました。

◆バレル

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大きなタンブラー型の機械に製品と研磨用の石を入れ回すことで、
磨き、角をとっていく作業です。

 この後、さらに研磨やメッキなど、
さまざまな工程を重ね、製品の完成となります。 

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本ブログを読んで、製造の裏側をしっていただく事で、
製品の見え方が変わったのではないでしょうか?

シンプルな製品でも、ひとつひとつ職人の手によって生み出されております。

実際に直接見ることがあまりない部分ではありますが、
こちらの部分も、製品の魅力のひとつでございますので、

こうしてお伝えしていければ!と考えております。

本文を読んでご興味をもって頂いた方は、製品ページも見ていただけますと幸いです。

 

◆真鍮製バングル【Press】
https://www.tavarat.jp/c/tiepin-cufflinks/bangle/Tps-136

 

ベルトのサイズ調節方法

タバラットでは色々な形や革のベルトをこれまで作ってきましたが、ネットショップということで実際に装着できないこともありまして、基本的にいずれもサイズ調節(短く)が可能な金具を取り付けています。

慣れていらっしゃる方には必要のない話かと思うのですが、ベルトも年々使わないシーンも増えてきまして、普段からまり使用されない方もいらっしゃいますので今日はベルトのカット方法についてお伝えします。

タバラットには2種類の金具タイプがございますので、それに沿って解説します。

用意いただくもの

  • 精密機器用マイナスドライバー
  • セロハンテープ(またはマスキングテープ)

 

一般的なサイズ調節金具

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↑タバラットが扱うベルトの中で、CLICK FIT(クリックフィット)バックルを除いたベルトについている、一般的に普及しているタイプのサイズ調節金具です。 

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①まずは精密機器用のマイナスドライバーを用意し、金具の穴(形は商品によって異なりますが概ね差し込む位置は同じです。)に差し込み、てこの原理で上に金具を押し上げます。少し浮いたらOkです。

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②指で金具を押し上げます。写真は指が左にありますが、実際は①で少し開いた金具を指で上に押し上げて開きます。この際、革に金具が刺さっている状態で引っ掛かりがあるため、少し力を入れながら開いていく必要があります。180度ひらくとベルト本体を抜くことができます。 

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③切断したい場所が中央になるよう、テープを貼ります。テープが両サイドのステッチのホツれを予防します。 

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④ハサミで切断します。一度切断するともとには戻せませんので長さの確認を行ってから切断するようにしてください。 

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⑤金具にベルトを戻します。この際、ずれてしまうと斜めになるのと、そこにトゲの痕がついてしまって調整がしにくくなりますので1回でうまく左右を整えながら戻してください。右手で金具を抑えながら、左手で微調整をする感じです。 

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⑥完成です。動画でも解説していますので静止画で分かりにくい場合はこちらを参照ください。↓↓


www.youtube.com


クリックフィット金具

タバラットが扱うなかで、オートロック式のクリックフィットバックルを採用しているものがあります。下記の形がそれです。

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こちらはバックルとサイズ調節金具が一体になっていますが、サイズ調節の仕方は一般的な金具と全く同じです。 

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①精密機器用のマイナスドライバーを写真の部分に差し込み、てこの原理で上に金具を押し上げます。こちらも少し浮く程度でOkです。 

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②指で金具を押し上げます。一般的なサイズ調節金具よりも固いと感じる方が多いかもしれません。こちらも180度まで開き、ベルトを引き抜いてください。 

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③切断したい場所が中央になるよう、テープを貼ります。 

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④ハサミで切断します。オートロック式なので一定の範囲(凹凸の黒い部品が埋め込まれた部分)に入っていればOKですが、装着した時の見え方がご自身のイメージになるよう事前に長さは確認しておいてください。 

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⑤金具にベルトを戻します。こちらもズレに気を付けて頂きたいです。一定の力が必要になりますので指でしっかりと抑え込んで、装着してください。 

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⑥完成です。クリックフィットver.の動画はこちらです。↓↓


www.youtube.com

 

以上となります。参考になれば幸いです。 

 

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TAVARAT店長 ヤマモト

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[TAVARAT 公式オンラインストア]

www.tavarat.jp

楽天市場Yahoo!!ショッピング店、amazonにも出品中。

 

 [TAVARAT アンテナショップ]
※営業日はgoogleマップ詳細をご参照下さい。

大阪府泉佐野市俵屋332番4

 

ベルトのひび割れが起こる理由と補修方法

ベルトがひび割れてきた時の補修方法
 

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ベルトを使用していると、よく曲げる部分や負荷がかかりやすいピン穴付近がひび割れがおこる事があります。

今回はひび割れが起こりやすいカラーやその理由と、補修方法をご紹介いたします。

 

ひび割れが起こる理由

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Tps-130のベルト は染料によって革の芯まで染めた後、 顔料によって表面を染めたセミアニリン仕上げ。 一定の革らしさを残しながら、均一で落ち着いた仕上がりが特徴です。

 

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経年変化しにくく、きれいなまま楽しめますが、画像の様にホワイトは仕様上、革の芯まで白く染める事ができません。

そのため表面のみを顔料にて染めており、ひび割れた際に地の色が目立ちやすい特徴がございます。

味としてお楽しみ頂く事もできますが、気になるという方は下記の方法で簡単にお手入れが出来ますので是非試してみて下さい。

ひび割れのお手入れ方法

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パレットなどの上にホワイトのアドカラーを出し、少量の水で少しずつ溶かします。

※ホワイト以外は他のカラーを使用して調整が可能です。



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次にひび割れた部分にアドカラーを塗っていきます。

テストとして筆で大まかに塗ってみましたが、アドカラーのホワイトとベルトの色が若干異なっていた為、塗った部分が目立ってしまいました。


そこで本番はヒビ割れた部分のみに爪楊枝を使い、塗っては馴染ませ、塗っては馴染ませるを繰り返すことに。

 

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ひび割れた部分のみに塗って、

 

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馴染ませるを繰り返します。

 

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少し手間はかかりますが、綺麗な仕上がりになりました。 塗料が乾いたら完成です。



最後に

いかがでしたでしょうか?
カラーによってひび割れしやすい特徴はあるものの、ご自身で補修する事も可能です。

お手入れをしたベルトはさらに愛着も湧きますし、綺麗に出来上がると嬉しいですよね。

ご自宅で簡単にできますので、是非ためしてみて下さい。

 

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ひび割れしにくいピン穴が無いタイプもございます。

詳しくはこちら↓

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名刺入れKASANELをもっと知りたい方へ

こんにちは、タバラットスタッフのミナミダです。

 

今回は先日販売を開始した、折り畳む形が特徴の名刺入れ「KASANEL(カサネル)」のもっと詳しいディテールについて、お話ししたいと思います。

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 KASANELは社内の5部署が合同で行っている商品開発プロジェクト「いっしょにちがおう」から生まれた製品です。

 

オンラインストアのトップページにも載っているので、見て頂いている方もいらっしゃるかと思いますが、プロジェクトでは社内のデザイナーが集まり部署の垣根を跨いだ商品開発を行っています。多数の案があった中からKASANELを進めることになったのですが、詳しく知りたい方はリンク先を読んでもらえると嬉しいです。

いっしょにちがおうプロジェクト 「Re」

 

さて、商品ページには書き切れなかった商品化の際の工夫をご紹介していきます。

 

  • 製品の厚み

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左がサンプル、右が製品

左右を見比べてみると一目でわかるように、製品の方(右)はぺたんときれいな形です。これは、製品を広げた時の四つの角の作り方をポケットの形からスリットの形に変更したことで、収まりのよい形になっています。

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写真は試作段階の2つ

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製品のスリット

 

  • 綺麗に折り畳める

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よく見ると上の辺が短い台形になっています。

薄いものだと分かりにくいですが、厚めの紙などを4つに角が揃うように折ってみると、厚みがある分どうしても角が揃わないことが分かると思います。

 

KASANELも革の厚みがあるので、長方形を折っただけでは角が揃いません。そこで、工場のアイデアでほんの少し全体を台形になるようにしました。折りたたんだときに内側に入る部分が小さくなることで角が揃うようになっています。

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右が製品。きれいに揃っています。

 

ご紹介した2点のように、一見すると気づかないようなこだわりは、世の中の色々な製品に込められていると思います。例えば身の回りのお気に入りのモノをじっくり見てみると、思わぬ発見があるかもしれませんね。

 

商品ページは下のリンクよりご覧いただけます。

www.tavarat.jp