名刺入れKASANELをもっと知りたい方へ

こんにちは、タバラットスタッフのミナミダです。

 

今回は先日販売を開始した、折り畳む形が特徴の名刺入れ「KASANEL(カサネル)」のもっと詳しいディテールについて、お話ししたいと思います。

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 KASANELは社内の5部署が合同で行っている商品開発プロジェクト「いっしょにちがおう」から生まれた製品です。

 

オンラインストアのトップページにも載っているので、見て頂いている方もいらっしゃるかと思いますが、プロジェクトでは社内のデザイナーが集まり部署の垣根を跨いだ商品開発を行っています。多数の案があった中からKASANELを進めることになったのですが、詳しく知りたい方はリンク先を読んでもらえると嬉しいです。

いっしょにちがおうプロジェクト 「Re」

 

さて、商品ページには書き切れなかった商品化の際の工夫をご紹介していきます。

 

  • 製品の厚み

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左がサンプル、右が製品

左右を見比べてみると一目でわかるように、製品の方(右)はぺたんときれいな形です。これは、製品を広げた時の四つの角の作り方をポケットの形からスリットの形に変更したことで、収まりのよい形になっています。

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写真は試作段階の2つ

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製品のスリット

 

  • 綺麗に折り畳める

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よく見ると上の辺が短い台形になっています。

薄いものだと分かりにくいですが、厚めの紙などを4つに角が揃うように折ってみると、厚みがある分どうしても角が揃わないことが分かると思います。

 

KASANELも革の厚みがあるので、長方形を折っただけでは角が揃いません。そこで、工場のアイデアでほんの少し全体を台形になるようにしました。折りたたんだときに内側に入る部分が小さくなることで角が揃うようになっています。

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右が製品。きれいに揃っています。

 

ご紹介した2点のように、一見すると気づかないようなこだわりは、世の中の色々な製品に込められていると思います。例えば身の回りのお気に入りのモノをじっくり見てみると、思わぬ発見があるかもしれませんね。

 

商品ページは下のリンクよりご覧いただけます。

www.tavarat.jp