なかなか難しい、検品作業

 

こんにちは!

 

TAVARATでは、商品をお客様にお届けするためにいくつもの作業がありますが、その中で「検品作業」というものがあります。

普段は梱包作業などをしている配送課が行いますが、判断が難しかったり、3月などの繁忙期の時は私たちWEBスタッフもお手伝いしています。

が、これがとても難しいのです…。

今回は主に取り扱っている金属製品と革製品の検品作業についてお伝えします。

 

■金属製品

TAVARATで販売している金属製品は、大阪の金属加工の工場で一つ一つ丁寧に手作業で製造されています。

が、そうした製造工程の中では、気を付けていても微細な傷やメッキのムラが一部出来てしまいます。

傷を発見(白い部分)

判断基準の一つは、表面や側面に目立つ傷があるかどうかです。

上の写真の場合だと、表面に傷が見えるためアウトレット商品と判断しています。

Tps-043:ネクタイピン「純」

個人的に難しいと感じるのは、こちらのサテーナ加工を施した商品。

サテーナ加工とは金属の表面に線状の細やかな傷をつけるを施すこと(写真では白い筋の部分)なのですが、元々商品に傷をつけていることもあり、加工なのか傷なのかとても悩ましいものが多々あります。

 

■革製品

革製品には天然皮革を使用しています。

そのため生前についた動物の傷など本革の特性上のもの以外で、基本的には製造時についた傷やシミなどがアウトレットの対象となっています。

生前の傷 / 血筋(血管の跡) / トラ(肩の皺の色模様)や色むら

上の写真のような生前についた傷や血筋などは、本革の特徴なのでA品として判断しています。

Tps-130:ベルト

こちらは特に製造時の時についた傷などはないですが、アウトレットと判断されたベルト。

使われている革は牛の首の部分で、そのため天然の無数の細かな筋が入っています(写真では白く光っている部分)。

革好きな方には血筋やトラなどは人気ですが、金属製品同様表面に筋や傷が目立つ場合は、この商品のように天然の筋でもアウトレットに判断することがあります。

 

ちなみに、この検品作業ではじかれた商品は「アウトレット商品」として定価の約30%OFFで販売しています。

 

常時販売しているわけではございませんが、自分用で傷などがあってもお得に買いたいなと思ったときは、良かったら覗いてみてください。

(アウトレット商品は返品・交換は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。