入荷の案内はしておりましたが販売開始の案内ができておりませんでした!エキゾチックレザーの中でもあまり目にすることのない、象革ラウンドファスナー財布の販売がスタートしております。
エキゾチックレザーというのは希少性の高く独独の柄・模様のある革の総称です。一般的によく目にするものはクロコダイル(ワニ)が昔から高級皮革としてよく使用されていたんじゃないでしょうか。ほかにオーストリッチとかリザードなども有名です。最近ではエイ革とかサメといった海洋生物の革も注目され始めています。
色々と種類があるなかで今回取り扱いを始めたエキゾチックレザーはエレファント。象の革です。条約によって取引量が管理されており、流通量が限られる極めて希少な革となります。
象を間近でまじまじと見るということは殆んどないと思いますので、その肌質がどんなものか知っている方はなかなかいらっしゃらないかと思います。ただ、ゴツそう、しっかりしてそう、シワが多い、そんなイメージは持っているかもしれませんね。加工され、製品としての「革」となった象革はそんなイメージに違わない、厚みがあって、しっかりしていて、シワのような特徴がはっきりとでて、そんな革です。目を近づけてしっかりと見てみると小さな粒が無数にあって、写真でみるとそれが強調されてしまって人によってはちょっと敬遠してしまうような雰囲気に見えてしまうこともあるのですが、実際に財布を見る距離感で象革をみると、見た目のゴツゴツしさとは少し異なる綺麗で高級感のある佇まいをしています。
厚みがあって重厚感のある質感ですが、肌触りは見た目ほどゴツゴツしくはなく、個人的には滑らかで(ここは感じ方の違いがありそうですが)心地良いです。それと一番の特徴はシワが作り出す柄。このシワ感はちょうど人に見られる距離感で特に目立つようになっていて、これが本当に格好良い。当然ですが商品個々に全くことなります。
もちろんエイジングもします。上は未使用、下は3ヶ月ほど使用。まだほとんどわからないですね。一年ほどで少し変化が出てくるかなと思います。表面の粒が寝て、もう少しシワ感が強調されるようになりそうです。あとは艶が増してゆきます。ここはまだ提示できる資料がないのでもっと使いこんでからご報告致します。
さて、象革というとグレーのイメージが強いですよね。ですが「革」としてはグレー1色ではありません。今回の取扱いはTheエレファントのグレーに加え、人気カラーのネイビーの2色。
どうでしょう。同じゾウ革ですが色が変わると雰囲気がガラッと違ってきます。グレーのほうがワイルド、ネイビーのほうが上品な感じがします。
内装も簡単にご説明。表の象革に雰囲気を負けないようにするため内装には姫路の厚みがある本革を使用。カードが10枚、札入れ3箇所と、カードポケット裏にフリーポケットが2箇所あります。小銭入れの横にカード入れを二つつけることでよく使うカードを取り出しやすくしています。厚めの革を使っているので使い始めはちょっとカードが取り出しにくいかもしれませんが数週間で馴染んできます。
象革のラウンド財布。TAVARATの製品としてはいままでと少し異なるワイルド系の財布。ただ、そんな革でもTAVARATらしい綺麗系の雰囲気を持たせることで、「ワイルドかつ綺麗系」なお財布に仕上がりました。
象革の独特な質感。私も3ヶ月ほど使っておりますが、まず肌触りが癖になりました。レジで取り出すたびに指で撫でてしまう・・・ちょっと変な癖がついてしまいました。それと見た目のインパクト。「何それ?」とちょいちょいと聞かれます。あまり出回っている革ではないので初めて見る方も多いようで、不思議そうに眺められることもあります。友達との話題にもなりましたね。
ぜひ沢山の方に手に取ってもらって、そんな象革の魅力、面白さ、体感して頂きたいなと思います。泉佐野アンテナショップでは直接手に取っていただけますのでぜひお越し下さいね!
[補足]
エキゾチックレザーはその多くが条約によって輸入を制限されております。本製品に使用する革はワシントン条約に基づき取引をされるジンバブエ産の象革となります。
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TAVARAT Store Manager 山本
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TAVARAT アンテナショップ