先日取引先の方とお話をしておりまして、今度新婚旅行でハワイに行かれるとのことでしたのでちょっとした思いで話をしておりました。
1年半前に私も新婚旅行でハワイに行ったのですが、海外旅行、それも長距離は妻の方が慣れておりまして。ハワイ便にはライトダウンジャケットは絶対にいるから!と言われたものの「ハワイに行くのにそんな暑苦しいものを???」と文句を言いそうになるのを抑えて素直に持っていったのですが、飛行機にのって1時間もしないうちに「寒い!」となりまして見事ライトダウンを着込むことに。
妻のアドバイスが無ければきっと上空で凍え死んでいたであろう経験をひとまずお伝えしておきました。何事も経験というのは大事なんだなと気付かされた新婚旅行。
さて、そんな思い出話はさておきTAVARATの新しい仲間が誕生。「端麗」というその言葉がぴったりと当てはまる商品が仕上がってきました。
端麗とは、「姿・形が整っていて、美しいこと。また、そのさま。」(デジタル大辞泉)とあり、この革、このアイテムにはまさにそんな言葉がしっくりときます。
使用した革はフランス・オーヴェルニュ地方の老舗タンナー、デュプイ社製のボックスカーフ。多くのハイブランドに最高品質の革を提供してきたデュプイ社のボックスカーフ「シャトーブリアン」を表裏に使用しました。
カーフというのは牛革の分類のなかで、生後3ヶ月~6ヶ月までの子牛の皮から作られた革。デュプイ社のボックスカーフはこの生後半年以内の革をクロムでなめし、セミアニリン仕上げにて染色。透明感のある肌理細やかなその表情は、見た目に「端麗さ」を持ち、ずっと触っていたくなるような心地良い肌触りが特徴のです。
全体的に統一感のある染色。しかし 顔料で染めたテカテカの仕上がりではなく、銀面(革の表面)の表情を残した透明感ある仕上がりは持つ人の心を奪う魔力を秘めている・・・・そんなふうに感じさせてくれます。
今回このボックスカーフを使用して完成させたアイテムは4つ。
■二つ折り財布
ベーシックな形の二つ折り財布。十分な収納と、見開きの大きい小銭入れ部分、札入れは仕切りの高さを変えることで取り出しやすい工夫を施しています。あとの3商品もそうですが、角はカジュアルにならないようにしながら丸みを帯びた形状へ仕上げていますので角が引っかからず使いやすいです。
▼詳細▼
■名刺入れ
豊富な収容力を誇る通しマチタイプの名刺入れ。フリーポケットが豊富で使い勝手もよく、それでいてスマートなサイズ感で持ち運びに嵩張ることのないスッキリとした作りです。
▼詳細▼
■小銭入れ
ポケットに入れても嵩張ることの無い小銭入れ。お札とカードは長財布に、ちょっとした時に必要な小銭は小銭入れに入れてポケットに。ボックス型の小銭入れは上下がわかりにくくて・・・という不満を解消するためのアイデアもこの製品の魅力です。
表にそっとロゴをあしらってみました。
■長財布
そしてもう一つ、小銭入れといっしょに持って頂くための長財布。この長財布には色々と工夫をこらしてみました。が・・・・そのためにサンプルを繰り返していて完成が他の製品より遅れ気味。9月~10月頃の販売開始になります。TAVARATとしては始めての小銭入れのない長財布。それも普通のポケットだと面白みがないので使い易さを考えたいくつかのポイントを製品に入れ込んでみました。こちらは乞うご期待!
何度も繰り返しになりますがデュプイ社のボックスカーフの魅力はこの肌理の細かさ。それも顔料のベッタリとした表情ではなく、銀面を残したナチュラルな透明感のある表情にその魅力・深みを感じます。ワイルドな革ではなく綺麗系、そう「端麗」なイメージを革製品で作りたい、そんな方に使って頂きたいボックスカーフシリーズです。
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TAVARAT Store Manager 山本
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