TAVARATのミニマフラーにはこんな洗濯表示がついています。
「手洗いOK」
そう、マフラーなのですが、家庭で洗って頂くことができます。とはいえマフラーを洗うって勇気がいりますよね?私もそうでした。工場さんから「洗えるよー」とお聞きしてから実際に洗うまでに1年くらいの歳月を経たと記憶しています。
そこで、このマフラーの洗い方をご紹介させて頂きます。まず事前情報としまして、この洗い方の対象は同じ素材で作った下記の2アイテムです。
※同じ形のカシミヤマフラーTps-025は対応外ですのでご注意くださいませ。
ミニマフラーは気軽に巻けるので、少し肌寒くなりかけの次期とかにも重宝しますし、真冬の時期にダウンジャケットの中に巻いて隙間を埋めたりすることもあります。そうすると室内に入ったら汗をかいてしまったり・・・なんてことも。ですので年に1、2回は洗って、気持ちよく使用して頂けたらと思います。
では早速洗い方の説明へ。
まず洗面器などにぬるま湯を張って、そこにマフラーを漬けます。できるだけ平らな状態で置いてください。汗など人間の身体からでる汚れは基本的に水溶性ですのでぬるま湯であらうだけである程度綺麗になります。
とはいえ気になる方もいらっしゃるはず。そんな時は水切れのいいオシャレ着用の洗剤を薄めでご使用ください。
手で上から優しく押さえながら、汚れをそっと押し出すようにしてください。
繊維をあまり傷めないように、ゴシゴシあらったり、ギュッと絞ったりはできるだけ避けてください。
ぬるま湯に何度か通してすすぎます。洗剤をつけていなければ1,2回でOK。オシャレ着用の洗剤を使用していれば、3,4回くらいで大丈夫かなと思います。
水を流し終えたところでまずは第一段階、しっかりと水を吸っているので軽く押して出てくるぶんくらいの水分を脱水します。決して雑巾を絞るようなやり方はしないでください。
⑤で軽く脱水をしたあと、今度はタオルに水分を吸わせていきます。水分をできるだけ減らして、干したときにできるだけ早く乾くようにします。
端っこの生地を折り返し、そこから巻いていきます。この時あまり圧は加えすぎず。
さらに巻いていきます。
さらにさらに巻いていきます。
こうしてぐるっと巻いてしまいます。なんて可愛いタオルで巻いているんだという突っこみはお控えください。1回だけでもかなり水分がとれますが、可能ならタオルを変えてもう一回ほど。
通気のよい形で陰干します(といいながら写真ではちょっと日が当たっておりますが・・・)。日が当たっても問題ないと思いますが、その場合はあまり長時間にならないよう、乾いたらさっと引き上げてください。干すときはできるだけ力が分散できるように(生地の1か所に負担がかかりすぎないように)、かつ通気性の良いこういった形の物干しで干すと良いかなと思います。
このようにしてサーキュレーターなどを使うと乾きが早くなります。⑪よりもさらに広げて干してみました。 洗濯が冬場の想定ですので陰干だと結構時間がかかってしまって、乾きが悪いとマイナス効果になってもいけませんので、やはり日の当たるところでさっと乾かすほうが良いかもしれませんね。もしくは日陰&サーキュレータ。
※絶対にドライヤーなどは使用しないでください。温風は繊維を痛めたり縮めたりします。
こうして無事洗濯完了です。画像にすると長々と面倒にも感じますが、実際にはさっと洗って水分取って、あとはベランダで干すだけ。実際の作業は5分足らずです。気軽にお試しください。
洗った後、少し毛玉がワシャワシャする場合があります。私の印象だとTps-020はほとんどなく、Tsp-094はぼちぼち出ます。同じ糸ですがゲージ(太さ)が違います。そのあたり何か関係があるのでしょうか。
ですので気になる場合は最後に毛玉取りでお手入れ。これでまた心地よくご利用いただけます。ぜひご参照ください。
ちなみに今回使用しましたマフラーはTps-094ミニマフラーですが、サンプルで作ったものなので写真のカラーは非売品となります。
Tps-094ミニマフラーについてはこちらの記事でもご紹介しております。
さぁ、いよいよ秋シーズン真っ盛り。朝晩の冷え込みにはぜひこのミニマフラーをご活用くださいませ。
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TAVARAT Store Manager ヤマモト
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