ニットタイはその名の通り、ニットで編んででできるネクタイなのですが、その柄は実に様々。普通のネクタイほどかっちりしてはいないものの、基本的にはビジネスで使われるアイテムなのでシンプルなものが多いです。タバラットのニットタイも今まではタバラットらしい…といえばそうなのですが、無地か、剣先で色を変えたものでシルクとウールの2種類を展開してきました。
そんなニットタイに今回は少し新しい風を。元号も変わる新たな時代のニットタイ・・といえば言い過ぎかもしれませんが、ニットタイではあまり使われないような色使いにチャレンジしてみました。
2つの色を織り交ぜたニットタイ。とはいえドットとかストライプではなく、編みの構造を利用し、2色を交互に配色することで新しいデザインのニットタイを完成させました。どうでしょう、オシャレだと思いませんか?
「ニットタイとはいえちょっと派手すぎないか?」なんて声を頂きそうな気もするこのデザイン。5本並ぶと少し奇抜に見えてしまうかもしれませんが、1本1本の柄はコントラストを強くしながらも、実は綺麗に格好良くまとまっています。
1本ずつ並べてみます。まずは落ち着いた2色。
カーキ。濃いめのグリーンとカーキを組み合わせた配色で、それほどコントラストは強くないので落ち着いた色合いに仕上がっています。しかし単色とは違い、色の変化が上質にも映ります。カーキはニットタイではあまり人気の色ではないのですが、たぶん「難しい色」というイメージさえ払拭して頂ければとても使いやすい色だと思っています。
ビターブラウン。濃いグレーとブラウンの組み合わせ。こちらもそれほどコントラストは強くはないのと定番のブラウン系統なので、合わせやすく使いやすいアイテムです。メンズチョコレートっぽい色名にしてみたのですが、その名の通り甘さのない、引き締まった男性像を作り出してくれそうです。
さぁ、ここからはコントラストの強いラインナップ。
エメラルドグリーン。濃いグレーと青みがかったグリーンの組み合わせ。ニットタイだけで見ると確かに派手なんですが、こうしてジャケットの中に入れ込むととてもスタイリッシュでオシャレな雰囲気に。カチっとした服装で、しかし胸元でちょっと目立ちたい。真面目な男性の遊び心と胸に秘めた目立ちたがりな心を体現してくれそうです。
オレンジ×エンジ。エメラルドグリーンほど派手さはないものの、こちらも明るい色合いのコントラストのある配色。オレンジ系統のネクタイって確かにコーディネートは難しいのですが、服装と会った時の格好よさは群を抜いていると思います。ぜひこのネクタイに合うコーディネートを見つけてみてください。
さぁ、ラストはホワイト×ネイビー。個人的には一番おすすめのカラー。じつはこのネクタイ、最初はネイビーを強く作る予定でした。もっとコントラストも抑えて、定番のネイビー寄りにするはずだったんですが、怪我の功名といいますか、作ってみるとイメージと違って白(厳密にはかなり薄い青みが入った白)が全面に出てきて、しかしこれが予想外に格好いい。グレーとかブラックのジャケットに合わせてみるとクールで爽やかな印象になると思います。
柄をズームしてみるとこんな感じの配色になっています。色の違う部分で凹凸があって、奥行き・立体感があります。素材はウール100%で、艶感がないのでデザインは明るいですが、素材感が落ち着いているので実際に見てみると落ち着きのほうが強いと感じられます。
ニットタイは大阪の小さな小さな工場で職人が一人で糸のセッティングから縫製(機械)、整形まで行っています。ニットタイ専用にカスタマイズされた丸編み機で作られるネクタイ。横編みで作られるニットタイよりも縦のラインがすっきりしていてます。
日本でも大阪ではここだけ、東京でも限られた工場でしか作れないアイテムなのです。
ニットタイは専用のパッケージに。窓枠から出てくる柄が、ほかのニットタイやネクタイ以上にオシャレな雰囲気を作り出してくれます。デザインという意味でもギフトに使いやすいアイテムかもしれません。
大阪でも涼しい日が続いておりましたがいよいよ軽装になっていく季節。ジャケットに合わせてほしいニットタイでもありますが、明るい柄はジャケットを脱いで半袖ワイシャツに合わせても格好良いです。ぜひこれからの季節に1本手に取ってみてください。
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TAVARAT Store Manager ヤマモト
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