本日1月19日12時より、クラウドファンディング「Makuake」にてタバラットの新しい財布、Receca(レシカ)の先行販売をスタートしました。
Receca(レシカ)は
・レシート収納に超特化した、ありそうでなかった財布
・キャッシュレス決済派のあなたへ
・脱！オールインワン、小さいうえに使いやすいを追及
この3つを目的に作った、名刺入れよりも薄く小さいコンパクトな財布です。
https://www.makuake.com/project/receca
ブログでは、プロジェクトページには書ききれなかった、この財布を作った経緯や開発秘話などをお話します。今回は作った経緯について。
このRececa(レシカ)は、私（店長山本）が自分自身のいまの生活に最適な形を模索して作り上げた財布です。
■私の生活はざっと下記のような感じ。
・お金を使うシーンは9割がキャッシュレス
・週に１回、家計簿をつけるのでレシートが必要
・時々経費申請をするので領収書が必要
・家でも仕事でもちょくちょくと車に乗るので、ポケットに免許証を入れておきたい。
・子供としょっちゅう電車に乗る。
キャッシュレス還元事業以後、一気に世の中のキャッシュレス化が加速しましたが、私もそのタイミングでほとんどの買い物をカードやQR決済で完結するようになりました。
その結果、いっそ財布がなくてもいいんじゃないかな？スマートフォンにカード１枚入れば、あとはカバンにメインの財布を入れておいたら事足りるのでは？
と考えるようになり、そういう運用を進めてもみました。ところが、自分の生活ではこの「スマホとカード１枚」は難しく、結局のところ鞄から大きな財布を取り出して買い物をすることになりました。
■「スマホとカード１枚」で難しかった理由は
・カード１枚では足りない。
・２枚以上入るケースではスマートフォンがスマートでなくなる
からでした。まず、いつ何時も車に乗れるような状態にしたいので、免許証は必要です。そうすると、スマートフォンのカードポケットに免許証を入れるという選択肢が出てくるのですが、個人情報の最たるものである免許証をこんなところには入れておけません。これが結構ネックでした。
■最大の課題、レシートはどこに入れるのか問題
そして一番の課題はここ。レシートをどう保管するのかを解決できなかったことです。１枚２枚ならカードポケットに突っ込むとかでどうにかならないこともないのですが、結局それを整理するのにメインの財布を取り出すことも多く、その前に無くしてしまったりということもあって、なかなかうまく整理しきれませんでした。
■スマートフォン+コンパクトウォレット
そこで、スマートフォンとは別に小さな財布を持つようにしてみました。カード、お札、小銭を入れられるようなコンパクトなものです。ただ、ここでも色々と問題が。
コンパクトウォレットに色々と詰め込んでしまうと、分厚くなってポケットが膨らんだり、取り出したいカードがさっと取れなかったり、レジで落としそうになったり、レシートを４つ折り８つ折りにして入れるので家計簿つけるときにぐちゃぐちゃだったり。
現金を使うときも、お札を折り込んでるから取り出しにくいし、小銭を取り出すのにめちゃくちゃ手間取るし、結局不便でメインの財布を取り出すことが増えてしまって、うまく運用できませんでした。
そんな生活を１年くらい続けながら、自分お生活スタイルにどんな財布があれば使いやすいんやろう？ということを商品開発の中で考えてみることにしました。最初に書いたような生活スタイルで財布を使うシーンを想定して、実際によく使うカードは何で、不要なものは何かを整理しました。
■私の日常的な生活に必要なもの
・クレジットカード１枚（メインで使っているもの）
・免許証
・交通系ICカード
・レシート
この４つが入ると、ほぼほぼそれで生活ができるということに気づきました。
カード３枚とレシート。これだけあれば、現金を入れた財布は鞄にいれておくか、鞄を持ち歩きたくないシーンでは別に持って行かなくったって問題はない。そう考えました。
入れるものが決まればあとは形を決めていくだけ。入れるものはシンプルなのだから、形もシンプルでいい。小さな形の中にいかにオールインワンを詰め込むかが競われてきた昨今のコンパクト財布ですが、Receca(レシカ)はそれらとは一線を画す、シンプルでサクッと使える形にしようと決めました。
■制作の条件
〇形は男性が好んで使うことの多い、二つ折り
〇カードは取り出しやすいように重ねない
〇分厚くなるから金具はつけない
〇ICカードを入れるポケットは外側に
〇紙幣は入れない。レシートに絞ることで名刺入れより小さくする。
これを形にし、出来上がったのがRececa(レシカ)です。サンプルができたときに感じたことは、「小さい！薄い！これならポケットに入れても違和感なさそう！」
そこから数か月、Receca(レシカ)と一緒に生活をして変わったことは「買い物と生活の導線がすごく楽になった」でした。
朝、玄関を出るときにレシカをポケットに入れます。事務所間の移動をするとき、外食やコンビニでランチを買うとき、帰りにスーパーやガソリンスタンドに寄るとき、免許証１枚とクレジットカードで大丈夫なのでRececa(レシカ)だけで完結します。レシートは順番に入れていけるからごちゃごちゃになりません。現金を入れた財布は一応鞄に入れてはいますが、仕事のある月～金まで取り出すことは多くて１回程度。０の日も多いです。
休日も、子供と出かけるときにポケットにRececa(レシカ)を入れます。３歳児は電車に乗るとテンションが上がるので、車に乗って駅に向かい、ICカードで電車に乗り（スマートフォンでは小さな子供がいると落としそうになって怖いのでICカードが楽なのです）、ランチはカード決済。３枚のカードをフル稼働で、それで生活が完結します。
自分が使いやすいと思って作ったので「使いやすい！」のは当然なんですけど、こういったアイテムは実際に使ってみないとわからないことも多く、こうして「作って良かった」と思えるアイテムができたことは素直に嬉しく思います。
週末はRececa(レシカ)に１週刊貯めたレシートで家計簿をつけております。
■Makuakeスタートにあたり
今回クラウドファンディング「Makuake」にてこのRececa(レシカ)の先行販売をすることにしたのは、上記のような、私のような生活にマッチした財布がしっくりとくる方が、果たして全国にどれくらいいらっしゃるんだろう？ということを知りたく、テストマーケティングとしてMakuakeを活用させて頂くことにしました。
自社の販売網では届けきれないお客様にこのRececa(レシカ)を知って頂いて、それが受けいれられるのかどうか？を知りたかったのです。
本日スタートで、結果はどうなるかわかりませんが、自分自身の生活が楽になったように、この財布で少しでも生活や買い物の導線が楽になった、はたまた楽しくなったと感じて頂ける方にメッセージが届くことを願ってプロジェクトを見つめていきたいと思います！
■余談・・・エコバッグと一緒に
余談ですが、カード３枚とレシートにひとつだけ不足しているものがありました。それは昨年７月より生活の必須アイテム「エコバッグ」。長財布を使ってるときは小さなものをその中に忍ばせていたのですが、Receca(レシカ)は薄く作っているので中に入れることはできません。
ただ、めちゃくちゃコンパクトなRececa(レシカ)なのでポケットに入れても隙間があります。そこで、TAVARATの姉妹店でもあるasobozeの「Regile」の一番小さなSをレシカと一緒にポケットに入れてみることに。これが見事にハマりました。二つともいれても違和感なく、違和感無さ過ぎて２度ほど洗濯機に放り込む失態を犯しました（回す前に気付き、未遂に終わりましたが）・・・・
次回は開発にあたって苦労した点、こだわった点など書いてみたいと思います。
■■動画でも解説しております。■■
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TAVARAT Store Manager ヤマモト
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