ローレット加工というものをご存知でしょうか?あまり聞き覚えのある言葉ではないと思いますが、ローレットとは主に金属のすべり止めや回り止めとして加工される、ギザギザの加工をいいます。主に2種類、下記のようなものがございます。
こちらが平目のローレット。平行に線が並びます。
こちらが綾目ローレット。ひし形状の柄が並びます。それぞれ主に工業用品に施される加工になりますが、ただのすべり止めで終わるには勿体ないくらいに美しいデザイン。
このローレットのうち綾目ローレットの柄に魅せられて、数年前に爪楊枝ケースを作成しました。
美しい柄を気に入って頂けるお客様が多く、この素材でまた何か作ってみたいなという想いがあり、今回ネクタイピン&カフスを作ることになりました。
素材にはいくつかの大きさがあります。ネクタイピンやカフスとして適切なサイズはどれか?真鍮製の綿材(真鍮の円柱のようなもの)にローレット柄を施し、それを切断し、実際にネクタイピンやカフスにしてみながら最適サイズに近づいていきました。この間工場には何度も何度もやり直しをお願いすることに。感謝感謝です。
企画スタートから時間がかかってしまいましたが、その甲斐もあって納得のいく美しいタイピン、カフスが完成しました。
タイピン、カフス共にシルバー色の代用ロジウムメッキ(シルバー)と、黒く光る黒ニッケルメッキ(ブラックシルバー)を施しています。どうでしょう、メッキを施す前の真鍮無垢の雰囲気からうってかわって上品に仕上がったと思いませんか?美しく、そして格好良く。そんな言葉がしっくりとくるような気がします。
ネクタイピンのブラックシルバー。濃色系のネクタイと相性抜群です。光を反射しやすい加工ですが、黒ニッケルメッキが雰囲気を落ち着かせてくれています。
ネクタイピンのシルバー。普段使いも問題ないですが、お勧めしたいのは結婚式などで使用するシルバー系のネクタイ。半円形のローレット柄は光をよく反射し、同じメッキでも平面系のものに比べて明るく見え、シルバ―系のネクタイとの相性はより良いです。
カフスのブラックシルバー。白いシャツでも合わせられますが、グレーとかのシャツならさらに相性が良いかもしれません。
カフスのシルバー。こちらも普段使いはもちろんですが、フォーマルシーンの明るいシャツとの相性が最高です。
もともと工業用の素材ですのでどこか無骨な雰囲気が残りますが、綾目の柄とメッキの相性で、無骨さに上品さを掛け合わせたようなデザインに仕上がっています。シンプルなだけでは収まらない、これぞタバラットというアイテムがひとつラインナップに加わりました。
男らしく無骨に、それでいて上品に。しかし気取らない。そんなアクセサリーでビジネスシーンをまじめに、そして楽しく過ごしていきましょう。
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TAVARAT Store Manager ヤマモト
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