11月も中旬を過ぎ、肌寒さも日増しに強くなってきました。冬の入口は間もなくといったところでしょうか。
さて、今日は当店のアイテムの中で少しニッチなアイテムのご紹介をさせて頂きます。
この写真をみて用途がわかった方はあまり多くないのでしょうか。(先週も同じような切り口だったような気もしますが・・・・)
タイトルにもありますが、こちらはウォレットコードというアイテムになります。
使い方はといいますと、
こちらの写真のように、長財布とベルトループを繋ぐアイテムです。落下防止、盗難防止といった、長財布をお尻のポケットに入れて使用される方のためのアイテムです。
良く見かけるのは金属製のもの。男らしく、格好いいイメージもありますが、見る方によっては怖い印象や、少しチャラチャラしたイメージにも受け取られる場合があります。
といっても昔からお財布にチェーンを付けて使われてきた方が、大人になって少しカチッとした格好に落ち着いたからお財布もチェーンでぶら下げずにセカンドバックにでも入れて・・・・・というのも簡単にはいかないものです。慣れた使い方というのはそうそう変更できるものではありません。ましてや一番大切なお財布ですからなおさらです。
チェーンは止めたいけど財布の使い方は変えたくない。そんな方にお勧めなのがこのウォレットコード。ウォレットコード全体としてはナイロン製のものが多いですが、こちらは見ての通り本革で作っております。
本革といってもただの本革ではございません。現在非常にレアな革となり、入出の難しい姫路産の多脂革。サドルレザーという名称のほうが有名かもしれませんね。
工業用の丈夫な革として使われてきた多脂革。その生産には非常に長い期間を要し、丈夫さ、柔らかさ、そして適度な艶。見た目にも、使い勝手にも素晴らしい最高級の本革です。
(多脂革についてはこちらの記事を参照下さい。↓)
その貴重な革と、ゴールドのメッキを丁寧に磨き上げたナス管との組合わせは非常に高級感があり、チェーンのイメージとは違った大人の雰囲気漂うアイテムとなります。
この商品の試作品が出来あがったとき、弊社のスタッフ(ウォレットチェーン使用)に数日間使ってもらいました。本人の使い心地も良かったみたいですが、何より周りの反応が違いました。
使用してもらったのは女性スタッフが多い部署の男性スタッフ。女性スタッフから「絶対そっちのほうがいい。なんか大人っぽいわ」との評価。それ以来、彼は革製のウォレットコードを使用しています。チェーンと革では周りに与える印象がそれくらい違うみたいです。
もちろん好みやタイプによりますのでチェーンがダメというわけではございませんよ^^
さて、TAVARATのウォレットコードはただ単にチェーンでなく革というだけではございません。革の特性を活かし、使いやすくするための工夫をさせて頂いております。
それは「長さを調節できる」という点です。
一般的なウォレットチェーンの長さは60cmのものが一般的です。これはだらんとぶら下げる形のチェーンではちょうど良い長さですが、革では少しだらしなくなってしまいます。
しかし、ただ短くするといっても身長や体格が人それぞれ違うわけですから、使いやすい長さも当然違ってきます。「だったら長さを好みで調節できるようにすればいい!」という発想から、長さを調節できる方法を加工工場の担当の方と相談。
出来上がったのかこの形です。長さは40cm~50cmの中で2cm刻みで調節が可能。使う方が一番使いやすい形に合わせて使っていただきたいと思います
カラーはベルト(Tps-001)やキーホルダー(Tps-002)と同じくブラック、ダークブラウン、レッド、キャメルの4色。個人的にはレッドの発色が一番好きです。
本日はウォレットコードのご紹介をさせて頂きました。革か、チェーンか、好みの分かれるところだとは思いますが、革製のものが好きな方にはぜひともお使いいただきたいアイテムです。多脂革/サドルレザーの質感も最高ですよ^^
商品ページはこちらより
ご使用頂いた方からのレビューも頂きました。当店の真鍮製爪楊枝ケースと組合わせて格好良くお使い頂いているみたいで嬉しい限りです^^
http://www.amazon.co.jp/review/R380YDD0NP35ZN/ref=cm_cr_rdp_perm?ie=UTF8&ASIN=B015JZ4WX6
TAVARAT Store Manager 山本
---------------------
TAVARAT Amazon店はこちら