和泉市のファクトリーブランド「artigiano(アルティジャーノ)」が作る革×デニムのお財布

大阪府和泉市の住宅街の中にある鞄工房で作られているファクトリーブランド「artigiano(アルティジャーノ)」。鞄作りをメインに革小物も作られているのですが、ここで作られる革小物は少し特徴的。そんな中でも特にインパクトのあるアイテムをTAVARATでお取扱いさせて頂いております。

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ネイビーと白のメッシュ構造になっているこの財布。ネイビーの部分は何かの生地だということはすぐにわかるかと思いますが実はこちら、デニム生地になります。岡山県井原市にあるクロキ(株)のデニムを使用しているのですが、クロキ(株)のデニムは海外のハイブランドからも支持をうける知る人ぞ知るマテリアルでもあります。

そして白い部分。artigiano(アルティジャーノ)を作る㈱ふく江は革の鞄を作る工場なので、デニムと何を掛け合わせるかといえば当然ですが「革」となります。ネイビーのデニム×白く染められた本革の組み合わせのL字型ラウンドファスナー財布なのです。

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革×デニムという組み合わせは非常に珍しく、見た目にインパクトもあってワイルドな格好良さを感じられ、デニム好き、革好きの方には最高のアイテムだと思います。デニムは13オンスのものを使用しており、厚みのあるしっかりとした重量感を感じられます。財布は同じ形状でもう1種類ございます。

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先ほどの製品と編みこみの向き、そして素材が違います。こちらはネイビー1色・・ということは、そうデニムのみの編みこみで作られています。白×ネイビーに比べてインパクトは若干少ないですが、その分より重厚感が増した感じがします。

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内装にも本革がふんだんに使用されています。小銭入れ部分は生成りのヌメ革が使われていて、使用期間に応じて良い経年変化を感じることが出来ると思います。内装やサイズのイメージは下記の通り。

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デニム生地と本革ということで製品としてはかなり厚めの仕上がりになり、重厚感があってワイルドな財布です。革×デニムという組み合わせは簡単にイメージできる組み合わせかもしれませんが、この組み合わせを財布として形にすることは決して簡単ではありません。生地の厚みが一般的な革だけのものよりも分厚くなり、なおかつ固いデニム生地を財布の形状に縫製するということはどこででもできる加工ではないのです。これが可能なのは鞄、とくに厚手のものを得意としてきたartigiano(アルティジャーノ)の縫製技術があったからこそ。生地に負けないような糸でしっかりと縫いこまれた財布ですのでぜひお使いの際はステッチ(縫い目)にも目をやっていただきたいと思います。

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小銭入れ部分のヌメ革にartigiano×kurokiのロゴが。さりげなく刻まれているのが良いですね。ファスナーはYKKの8号ファスナーが使用されていますが、一般的なラウンド財布には5号ファスナーが使用されており、こちらは一回り大きいサイズになります。生地の厚みに負けないファスナーのチョイスでより男らしい仕上がりになっています。

今回写真撮影にあたっては当店スタッフのバイクを持参して撮影にあたりました。じつはartigiano(アルティジャーノ)を作る㈱ふく江の福江さんもバイクに乗られていて、工場に行くと大きなバイクが置かれています。そんなイメージにできるだけ近づけるような画像作りを・・・とスタッフが場所探し含め頑張ってまいりました。こうしてみるとやはりワイルドに使って欲しい、そんな財布だと実感いたします。とはい福江さんのお話では厚みがあってカバンに入れて使う方が多く、意外に女性からの人気も高いのだとか。

 

さて、こちらの財布はインディゴ染めのデニムを使用しておりますが色止め加工は一切していないとのことです。理由はそれをすることでデニムの特徴である経年変化が失われてしまうからとのこと。革もそうですが、デニムも本来は色が馴染んだり焼けたり落ちたりしながら徐々に使う人に合わせた色や風合いに変化していきます。その「経年変化」を楽しんで欲しい、愛着を持って欲しい、そういう作り手の想いによって色止め加工をせずに製品として仕上げています。ですので色がある程度落ちきるまでは白いソファーやカーシートへの色移りの可能性がございますので十分にお気をつけ下さい。

半年後、1年後、2年後、5年後。長くお使いいただくことで少しずつ少しずつ使う方の色に変化していく。長く使って欲しい財布だからこそその変化を楽しんで欲しい。そんな想いの詰まったお財布です。

福江さんとはフェイスブックでも繋がりを持たせて頂いておりますが、いつ見ても姫路に向かっているんじゃないだろうかというくらい頻繁に姫路に足を運び、その目で革作りを見ていらっしゃいます。それだけ革に対する想いが強いのだと思います。このお財布はそんな革職人のこだわりアイテムでもあります。

 

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財布と一緒に合わせて欲しいのは同じく本革×デニムのartigianoキーホルダーもございます。こちらもじっくりご紹介したいくらい、格好の良いキーホルダーとなっています。

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TAVARAT Store Manager 山本

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