コードクリップ
最近鞄の中にめっきりコード類が増えてきました。昔はせいぜいイヤホンくらいでしたがそれもwalkmanとセットとか。ですが今は音楽もスマートフォンで聴く時代で、使わない時はイヤフォン単体で保管します。これが放っておいていざ使いたいときに絡まってイラっとして・・・なんてこはわりとざらにあります。
他に、スマホで何でもできる時代は逆に言えばスマホが無ければ何もできない時代でもあり、スマホのバッテリーが無くなることは死活問題。ですので私の鞄にはモバイルバッテリーを常駐させています。
このモバイルバッテリーからスマホを充電するケーブル(USB Type-C)と、常駐させているカメラを充電するケーブル(USB micro-B)と、鞄の中にケーブルが3つも入っています。とはいえまだ少ないほうかもしれませんね。鞄にノートパソコンを入れて・・・なんて方はこの倍にはなりそうです。
そんな時代ですのでコードを束ねるアイテムというのは非常に重要。TAVARATでも何か作れないかなということで色々とイメージして仕上がったのがこちら。
形はシンプルに仕上げました。使用する革は姫路産のピットサドル。ピットと呼ばれるプール槽で時間をかけてタンニンを染み込ませたタンニンなめしの革を染料で染めていますので、耐久性があり風合いの変化も楽しめます。
この革は当ブランドの本革ベルト(Tps-001)やキーホルダー(Tps-002)、ラゲージタグ(Tps-038)などで使用している革になります。染料染めの革は耐久性や革らしさを味わえるぶん、革が本来持つ傷などを隠すことができません。基本的に製品にはいるそういったものは味わいとして楽しんで頂いてはおりますが、どうしても使えない場所などを避けていくと小さな部分が余ってきます。その余った部分をこういった小物で余すことなく使うことで、せっかくの良い素材を大事に使うことができるのです。
5カラー
他の製品と同じく5色の革を製品にしました。
ブラック、ネイビー、レッド、ダークブラウン、キャメル。染料で染め上げた透き通った色合いは私自身本当に好きで、ここからさらに艶を増し、色を濃くしてゆく経年変化は本当に楽しくもあります。
漆黒のホック
本革のコードクリップはそれないに色々なブランドさんから出ていますが一つ珍しい点がこの真っ黒なホックです。
黒のホックだけでも珍しいですが、一般的な光沢のあるニッケルめっきではなくマットな焼付けのブラック。そこに小さくTAVARATの文字。
このホック、実は高級ブランドのジャケットなどでも使用される日本のメーカー、モリト株式会社さんのBrand-Xというバネホック。コードクリップという日常的に開閉するこのアイテムにあって、ホックがしっかりと閉まり、かつ開けやすいことは非常に重要な要素なのです。
2つの切り込み
コードをたた束ねるだけではなく、2つの切込みを入れることで上のようにコードを通すことができます。普段はコードを束ね、使用するときもどこかに置き忘れることなくコードに付けたまま使用出来ます。画像1枚目のような形になりますね。
切り込みは丸ピンのベーシックなイヤホンピンを通るのに適したサイズで入れております。あまり最初から広くしてしまうとディテールが崩れてしまいますので。
ですのでmicroUSBなど少し太いものを入れるには窮屈か、もしくは通らない可能性もあります。そのときはカッターナイフで切り目を広げちゃってください。この点、シリコン製やナイロン製より革のメリットとなりうるのですが切り目を広げても極端な力を加えない限りはその切り目が広がっていくことはありません。ですので自由にカスタマイズができます。ただしカッターナイフで切り目を広げるときは怪我に気をつけてくださいね。
コバ(側面)、裏地の処理
リーズナブルに提供しようとすると手を抜きがちなのがこのコバ(側面)の処理。本革でも3,4個セットで1,000円とかリーズナブルなものも沢山ございますが、この手のアイテムの単価に影響する部分がこの処理の工賃になります。手入れされていないものは側面も裏地もケバケバで、ただ革を型で抜いてホックを付けるだけのものがほとんど。安くすむのもわかります。ただの小道具としてみるならそれでもOKかもしれませんがそれならそれこそナイロン製のほうが安くて使い勝手も良い。せっかくの本革製ですから格好良くありたいものです。この革の良さは芯まで染めた革を使用しているところにあり、側面が芯に向けて徐々にグラデーションしている感じが格好良いです。
裏地はこんな感じになります。
バッグインバッグに収納
使い方は色々ですが、私は基本的にはバッグインバッグ内のコードの収納に使っています。最初にも記載しましたが、まずいつでも音楽を聴けるようにイヤホンケーブル、それとモバイルバッテリー&USB micro-B、USB Type-C。この3本を束ねます。以前は適当に放り込んでいていざ使うときには絡まって使いにくくということも日常茶飯事。これを使ってからはそういったことも無くなりました。
参考までにバッグインバッグの中身はKAKURAさんの印鑑ケース(&認印)、ANKERさんのモバイルバッテリーとセットで使うUSB micro-B、USB Type-C、そしてイヤホンケーブルと、TAVARATのセカンド名刺入れTps-048キャメル、L字ラウンドウォレットのTps-033グレー。
コードの巻き方
コードを巻くとき、特にイヤホンケーブルの巻き方が大事になってきます。解いたときにコードが絡まない、すぐに使える、こうあってこそコードクリップを使う意義が出てきます。
ピンを二つの切れ込みに通す場合、色々な方法もありますが私はこのように一番ピン側に寄せて使います。写真のようにして、そこから全体をコードクリップの中に入れてホックを留めます。
コードが絡む理由はぐちゃぐちゃになっている間にループなどにどちらかの先端が絡んでそこが結び目になって絡んでいきます。↑のように閉じた場合、ピン側はコードクリップと一体になっていますのでそこがコードに絡むことはありません。ホックを外せば綺麗にパラパラと解けていきます。イヤホンを取り出すとき、絡まないというのは非常に快適です。
もうひとつ、コードを切れ込みに通さずただ束ねるだけの場合ですが、この場合は下写真のように、ピン側とイヤホン側を別にして束ねるようにします。
コードがぐちゃぐちゃなのは適当に撮ったからではありません。切れにまとめるにこしたことはないのですが忙しいときに一回一回綺麗に巻ける人も少ないはず。そんなときに意識をして欲しいことはこうしてイヤホン側とピン側を別にすること。それ以外は写真のようにぐちゃぐちゃでも適当でもOK。不思議なことにこれだけで解いたときに絡まないのです。参考にしてください。
コードの使い方は他にも色々とございます。家庭内の配線を束ねて綺麗に見せたり、パソコン周りの配線を色別で分けることで、何のコード化を見分けるようにしたり。5色あることで一般的な使い方以外の色々な使い方が可能ですのでぜひ皆さまに合った使用方法をなさってください。その際はぜひとも「こんな使い方があった!」とSNSなどを通して教えて頂けると嬉しいです。コードクリップでぜひスマートライフを!
コードクリップは単品500円と、5色セット2,000円(5色セットはamazonのみ)、ともに送料込みで販売中です。
ヤフー店ではポイントを溜めてお買物をされる方も少なくないと思いますが、その中に期間限定ポイントといったものもあります。イベントなどで通常より高い倍率のポイントが付与されるときはその可能性が高く、期間が過ぎれば消えていってしまいます。ポイントとはいえお金と同じ使い方ができるものですので消えてしまうのは勿体無い。そんなときにもちょうど買いやすい価格になりますのでぜひともご活用下さい。
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TAVARAT Store Manager 山本
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