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TAVARAT-タバラット- 水染めコードバンシリーズについて

3月から販売をスタートしておりますTAVARATの水染めコードバンシリーズ。少し遅くなりましたがご紹介致します。

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コードバンとは

まずは基本的なお話になりますがコードバンとは何かご説明いたします。当店では今回の水染めコードバンシリーズのまえにオイルコードバンを使用して作ったTps-004のお財布を販売しておりますがそちらにも少し書かせて頂いておりました。

tavarat.hatenablog.jp

コードバンというのは一般的に「革」として使われる牛ではなく、馬の皮であり、馬の中でも部位が限定的でお尻の皮を使用して作られています。それも表面の皮ではなく、表面を薄く削って現れる厚さ2mmほどのコードバン層と呼ばれる部分を使用して作られた革を指しています。

通常の牛革であれば大きいもので2m後半×1mくらいの大きさがあるのですが、お尻の部分のみの革となるとサイズも小さく、非常に希少な部位となります。この 「コードバン層」は、コラーゲン層が整然と縦に並んでいて、その緻密なコラーゲン組織が表面となっているため、滑らかできめが細かく、見た目にも非常に高級感のある皮革なのです。

本製品は植物タンニンでなめした馬のお尻の皮を表裏から削り込み、このコードバン層のみを残し、職人が手仕事で磨き上げて革を仕上げています。

また、特徴的なものとして染色を「水染め」と呼ばれる方法にて仕上げています。一般的に使用されるコードバンは表面を顔料(不透明な樹脂塗料)で仕上げることが多いのですが、本製品は透明の染料を手作業で何層にも重ねて塗り重ねていくことで色染めをしてゆきます。この方法で仕上げることで、革本来の質感を損なうことがなく、使い込むほどに風合いの変わる経年変化を楽しむこともできます。使い込むなかで染料の層の濃淡ができたり植物タンニンの日焼けなどによって色が濃くなったり、使う人の使い方などによって味わいのある変化をしていくので、ただ道具を使うということではなくて共に変化し、共に成長できる相方のようなイメージで使うことができます。

なお、Tps-004に使用しているのも同じく染料で染めたコードバンですが、こちらはオイルを染みこませてあるオイルコードバンと呼ばれるもので、染色の段階である程度の綺麗な色ムラがあり革質としても若干柔らかく仕上がっています。どちらも魅力的なコードバンです。

さて、前置きが長くなりましたがそんな希少な水染めコードバンを使用して今回4つの商品をラインナップさせました。長財布、二つ折り財布、名刺入れ、そしてコインケースです。今回の製品はビジネスユースをイメージして仕上げており、スーツやジャケットと合わせて格好良く魅せることのできるデザインとなっています。

Tps-034 水染めコードバン長財布

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王道の形状でもあるこのかぶせ式の長財布。カードが12枚収納でき、札入れとフリーポケットが計3箇所、そして小銭入れがついているオールマイティーな財布です。ファスナーにはYKKの最高峰ファスナー、エクセラを使用しており開閉も非常にスムーズです。収納力が豊富で、オールインワンですべて持ち運びたい方にお奨めの形状です。

Tps-035 水染めコードバン二つ折り財布

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おそらく日本人に一番馴染みやすいのがこの形だと思います。カードとお札、小銭をそれぞれバランスよく持ち運ぶことができます。札入れは仕切りを設けて2箇所あり、小銭入れはマチを大きく取っているので取り出しやすくなっております。カード収納は3箇所と少しすくなめですが、カードがパンパンで嵩張ってしまわないようにあえてこの枚数に抑えています。カード収納とコインケースの裏側にはそれぞれフリーポケットがございます。

 Tps-036 水染めコードバン名刺入れ

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コードバンシリーズの中で現在一番人気なのはこちらの名刺入れ。3月~5月という時期的なものもあるかもしれませんが、デザインと質感、収容力のバランスを兼ね備えたこの名刺入れは私自身使用しておりまして、非常にお奨めできるアイテムです。通しマチと呼ばれるタイプの形状で、どちらかというと大きく嵩張りやすい形状でもあるのですが収容枚数を30枚くらいに抑えることで持ち運びしやすいサイズ感にし、見た目の格好良さを持ち合わせています。名刺交換という、その人の第一印象を決める場で使うアイテムですのでぜひとも良いものをお使いいただきたいですね。馴染むまで少し蓋が開いてしまうことがあるので、名刺交換後テーブルに置く際には馴染んでくるまで蓋側を下にして置き、その上に名刺を置いてください。

 Tps-037 水染めコードバンコインケース

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最後の1つがこちら、コインケースです。小銭、お札、カードを分けて持ち運びたい方や鞄に財布、ポケットに小銭だけを入れておきたい方が重宝されている形です。このコインケースもお仕事によってはカジュアルなものでなくカチッとしたものを使いたいという方も多いと思いますが、そんな方にぜひお奨めしたいアイテムです。

こちらのコインケースを購入頂いて数週間お使い頂いたお客様に少しお話を聞かせて頂く機会がございました。

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まだ数週間ですので大きな変化はございませんでしたが本革製品特有の新品時の「固さ」が取れ、使いやすい柔らかさに馴染んでおりました。「この質感、本当に良いですよ。気に入ってます。」と熱く語って頂いて嬉しい限りでございました。

気に入って頂けた部分は表のコードバンはもちろんですが、裏地の革、そして内装に関してもでした。今回このコードバンシリーズはすべて同じ仕様でつくっておりますが、裏地には濃い目のキャメルのキップレザーを、内装には綿のシャンタンを使用しています。

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キップレザー(生後半年~2年の牛革)の風合いはもちろんのこと、表の黒、ダークブラウンとキャメルのコントラストが本当に綺麗で、内装のシャンタンはナイロンのような光沢はなく、落ち着いた雰囲気で表地の素材感を損ないません。水染めコードバンが主役ということを大事にしながら、裏地、内装にもしっかりとこだわり「格好良い大人の革小物」としてお使いいただける製品たちが仕上がりました。

 これらの製品はご自身でご使用いただくのはもちろんのこと、プレゼントとしても喜んでいただける間違いのないアイテムです。母の日が終わり、父の日が近づいておりますが普段なかなかお伝えできない感謝の気持ちに変えてお贈りするプレゼントとして、ぜひTAVARATの水染めコードバンシリーズをご利用くださいませ。

母の日は覚えているけど父の日っていつやっけ?といった世のお父さんからすると悲しいお話も多々お聞きしますが、今年は6月18日(日)が父の日です。ぜひお父さんにも普段はなかなか言えない感謝のメッセージをお伝えしてみてください!

 

TAVARAT Store Manager 山本 

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