読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

和紙のような革 プエブロレザーの魅力が詰まったFlathority LANDシリーズ

TAVARATでは自社ブランド商品とともに、日本で作られる魅力あるブランドの製品を数点取り扱いさせて頂いております。今回あらたに取扱いをスタートしたのは東京都葛飾区にある老舗の鞄メーカー・株式会社猪瀬さんが作るファクトリーブランド、Flathorityの製品です。

 

いくつかあるFlathorityのシリーズの中で取扱いを始めたのは独特の革が特徴的なLANDシリーズ。タイトルにもあるとおり、こちらの製品は非常に変わった革を使用しています。

f:id:tavarat_blog:20170112165416j:plain

なんとなく表情が一般的な革と異なるのはこちらの写真でもわかるかと思いますがもう少し大きくした写真で見るとよくわかります。

f:id:tavarat_blog:20170112165534j:plain

表面に細かな線のようなもの、色むらのようなものが見えるかなと思います。一見するとこれは本革なのか?と思ってしまうほど革には見えない表情。まるで和紙のような雰囲気を醸し出しています。この革はまちがいなく本革なのですが、実は表面を起毛させてあるのです
起毛というとイメージしやすいのは毛布など。生地の表面を細かな針で起こすことで毛羽立たせて肌触りをよくし暖かくするのが毛布における起毛ですが、本革に対する起毛は表面にヤスリをかけて立たせていきます。一般的なものにはスエードがございますが、プエブロは様相が異なります。

スエードはさわり心地の柔らかい、それこそ毛布の起毛に近い雰囲気がありますがプエブロの表面は毛が立っているようなイメージではなく、表面がすこしザラッとするような状態で仕上がっています。見た目にはまさに和紙のような雰囲気。なお、この革はイタリアのパラダッシー・カルロ社で作られています。

パラダッシー・カルロ社はミネルバボックスといった革が有名ですが、伝統的な製法で時間をかけて時間をかけて植物タンニンを染みこませ、オイルがたっぷり染みこんだ革を仕上げます。プエブロもそうで、最初は和紙のような雰囲気のこの革が使うとともに起毛が寝てきてオイルが染み出し、2,3ヶ月でこの革の本来の姿ともいうべき状態に変化していきます。

f:id:tavarat_blog:20170112172818j:plain

ぜひクリックして拡大をして見ていただきたいのですが、表面の革が寝て艶が出て、色見が深く変化しているのがわかるかと思います(撮影環境とモニターの状態で見え方が違うので色味に関してはイメージが若干違うかもしれません)。

上記がネイビーで、キャメルは↓↓
before

f:id:tavarat_blog:20170112174407j:plain

after

f:id:tavarat_blog:20170112174150j:plain

ワイン↓↓

before

f:id:tavarat_blog:20170112174507j:plain

after

f:id:tavarat_blog:20170112173959j:plain

革の経年変化というと通常は1年2年してようやく元のものとかなり違いを感じられるようになるのですがこちらは2、3ヶ月で毛が寝てつやっとした肌触りになり、さらにそこからどんどん艶が出てきます。経年変化、本革の醍醐味を思いっきり楽しめる革と言っても過言ではありません。ただ・・・・元の革の雰囲気が大好きな方は早めに変化してしまうので気をつけたほうが良いかなと思います。

もちろん魅力は革だけではありません。LANDシリーズはプエブロレザーを厚めに使用したボリュームのある革製品です。この厚みの製品を革に負担のかかりにくいようしっかりと仕上げられるのはFlathorityが長年の鞄作りで培った革製品作り技術があればこそです。

裏地や内装にもぬかりはなく、財布類は内部にも同じプエブロを使用しています。

f:id:tavarat_blog:20170112182114j:plain

さらに財布類やその他小物の裏張りにはスプレットレザーを使用(白矢印の部分)。

f:id:tavarat_blog:20170112180746j:plain

スプレットレザーは床革とも呼ばれます。床革とは、革を製品にする際にその製品に合わせて厚みを合わせて裂いていく工程で余ったほうの革をさします。例えば原皮が4mmの厚みで、使用する製品が1.5mmの厚みなら表面の1.5mmだけ裂いて残り2.5mmが余ります。この部分を指します。
一般的にこの床革は余ったものなのでポリウレタンなどで加工して安価な製品などに使用されることが多いのですが、Flathorityで使用するこのスプレットレザーは鞄を作った際に使用した高級皮革のショルダー(肩)の部分の床革を使用しており、これは希少な部位で厚みもあって丈夫でもあります。これを使用できるのは自社で鞄を作った際の加工で生じる床革があればこそだそうです。
私が始めて拝見したときにプエブロの特徴的な表情と同じくらいこの裏張りの革が気になって色々とお話をお聞きしたのですが、その理由は見た目の綺麗さにありました。最初は一枚革の裏側かとおもったのですがそれにしては綺麗すぎるしどこか雰囲気が違う。話をお聞きして納得でございました。ぜひこの製品を使われる際は裏張りにも注目頂きたいです。

それともう1つ、LANDシリーズの財布類(コインケース除く)についているカード入れも面白いです。

f:id:tavarat_blog:20170112181930j:plain

ここにパスケースなどを入れることができます。何気ない工夫ですが電車通勤などをされる方にはこのポケットは非常に便利です。このつくりも非常に面白く、手に取るとついついまじまじと見てしまいます。

Flathorityのプエブロレザーを使った革製品、新しい年や新しいシーズンへの気分一新にいかがでしょうか?

 

 TAVARAT Store Manager 山本

f:id:tavarat_blog:20161021103602j:plain

-------------------------------------------------------

本記事ご紹介のアイテムはこちらかご購入いただけます。

TAVARAT Yahoo!店↓↓

store.shopping.yahoo.co.jp

TAVARAT Amazon店↓↓

 -------------------------------------------------------

2017年1月18日(水)~24日(火)あべのハルカスにて催事『大阪スタイリングエキスポ』へ出展いたします。ぜひお越し下さい。